PL 第13節 マンチェスターシティ×チェルシー レポート

11/24(日) 26:30キックオフ @エティハド・スタジアム

個人的プレミアリーグ3連戦。第3戦。
こちらは翌日早朝に寝起きで見たので記憶が曖昧。

前節リヴァプールとの直接に敗れたシティ。
今節はチェルシーとのビッグマッチ続きとなります。

チェルシーは下馬評を覆して現在3位の好成績。
個人的には今シーズン初めての観戦です。
マウント、エイブラハム、トモリと若手との融合が功を奏して、ここまでいい結果を残しています。

どちらのチームもリヴァプールに食らいつくためには負けられない1戦となりました。

スタメン

(SofaScoreより引用)

シティは前節からエデルソンが復帰。
SBは右にカンセロ、左にメンディと両SBが前節から変更となりました。
IHにはダビド・シルバが入ります。

ベルナルド・シウバは？と思ったらどうも先日のメンディへのSNSの投稿で出場停止のようです。
これは…かわいそうだよなぁ…

対してチェルシーは前節の1-4-2-3-1から変わって1-4-3-3。
中盤3枚にはサッリ式の配置としました。

**戦評 **

こんな言い方したら失礼かもしれないけど、思ったよりもチェルシーの完成度が高くてびっくりしました。
あーこりゃ強いわ。って感じで。

チェルシーがしっかりボール保持できてるおかげで、チェルシーの方が保持率が高い展開。
しかしシティも1つ1つの攻めが切れ味鋭いのでチェルシー優勢とは言えない展開。

14分のコーナーキック。
トモリがこぼれ球を詰めて、惜しくも外れたシーン。
外した後、エリア内にいた選手のほとんどが頭抱えてておもしろかった。笑
余裕あれば是非見てほしいです笑

21分。チェルシーにセンセーショナル名ゴールが生まれます。
中盤でジョルジーニョとのワンツーを受けたコバチッチが浮き玉でシティのディフェンスライン裏にスルーパス。
これをチャネルランで突っ込んできたカンテがそのままゴール。
メンディがしっかり寄せてたものの、カンテの落ち着いた流し込みでチェルシーが先制します。

サッリ政権で散々叩かれたIHカンテがランパードチェルシーでも形となるってのはなかなか皮肉なもので。

チェルシーは非保持時の時、ジョルジーニョがロドリの所までプレッシングに行きます。
ロドリがサリーをする時は行かない。サリーをしないなら行く。というルールだったみたいです。

29分。シティが1点返します。
センターサークル付近でチェルシーのミスを引っ掛けてショートカウンター。
最後はデブライネが冷静にキックフェイントでかわし、ゴールを決めます。

ジョルジーニョ、あそこはスライディングで飛び込んじゃダメですよね。
アンカージョルジーニョ起用の弊害というか。
あそこが仮にファビーニョならちがう結果だったろうなぁ。

37分。シティに待望の逆転弾。内のレーンで受けたマフレズがカットインでコバチッチとエメルソンの間を突破。
そのままエリア内に持ち込んで逆転としました。

コバチッチもエメルソンもコースの切り方が中途半端になってたのをマフレズは見逃しませんでした。
このシーンの直前に縦突破でクロス上げられてたのも影響していたかもしれないです。

このまま2-1で前半を折り返します。

52分にロドリが負傷交代。代わりにギュンドアンが入り、デブライネと2センターのような形を組みます。

点が欲しいチェルシーは後半さらに前がかりに。
マウントやバチュアイを投入するも、点を取り切れません。

93分。前がかりになってたチェルシーが不意をつかれ、不用意な形で失点をしてしまいます。
しかし、このゴールはVARでノーゴール判定。
スターリングのオフサイドだったようです。

オフサイ…ド…？

試合はこのまま終了となりました。

気になったところ

チェルシーのポジショナル感がとても良かったです。
思いのほかしっかりボール保持できてました。

しかし、押し込んだ状態でのクオリティに差が出たのかなぁと。

シティはマフレズがハマったのがでかいですね。
昨シーズン終盤からじわじわきてましたが。
サネが長期離脱。ベルナルドが出場停止。となってもまだマフレズが出てくるシティ。

お前はほんまにこれで層が薄いとか言うんか？笑

ちょうど1個前のnoteでリバポの純粋なWGの控えのことを言及してたので、羨ましい限りですね。

チェルシーのケパに好印象を持ちました。
もともと上手い選手ですが、改めて実感しましたね。
セービングが安定すればもっとGKとしての序列が上がってもいいかも。

あとリース・ジェームズも気になりましたね。
ここらへんはチェルシーサポの友人M君に聞いてみました。

うん、まぁ普通の返しが来ましたね。
どうもアスピリクエタよりは純粋なSBで、M君の見立てだと右SBの補強はいらないか、とのこと。
これから要注目ですね。

総評

チェルシーに競り勝つことができたシティ。
これで3位に浮上。まだシティ×レスターが残ってるので楽しみですね。
でもこの前のリヴァプール戦もこの試合も、なんとなくシティの圧倒的強さ感みたいなのは無くなってる気がします。
王者陥落はこのシーズンになるかも。

チェルシーは負けはしたものの、ここからさらに積み上げがあると考えると後半戦さらに猛威を振るいそうだなぁという印象。
リュディガーがいなくなってもズマとトモリでやっていけるのはすごいです。
ジョルジーニョも調子をあげてるようで、これから期待できます。(リバポ戦では大人しくしてね)

試合結果

マンチェスターシティ 2-1 チェルシー

【得点者】

マンチェスターシティ: 29' デブライネ 37' マフレズ
チェルシー: 21' カンテ

主審: マーティン・アトキンソン