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テック徒然草 -- 07/2024

7月が好きだ。なんとなく響きがよい。夏休みとセットなのもよい。青い空と白い雲がすぐに浮かんでくるのもよい。空から視点を戻すと、親しい友人たちといった海や川や湖や合宿やバーベキューのことが思い出されるのもよい。戻らない日々に少し胸がざわざわしたら、今度は子供達が小さかった頃にいった公園の水遊び場やキャンプなんかのことを思い出すのもよい。とにかく誰がなんと言おうが7月は最高なのだ。

インディアナ、オハイオ、そしてニューヨーク

7月前半は大部分旅行していた。インディアナ、オハイオという中西部の州を訪ね、そしてニューヨークで少し遊んで帰ってきた。インディアナは過去にも訪れたことがあるが、オハイオは今回が初めてで、自分にとっても、子どもたちにとってもよい経験であったのではなかろうか。

私は旅の写真を見るのがとても好きだ。最近だと旅系Youtubeもよくみているが、それでも写真によって切り取られる景色を眺め、自分がそこに立つ想像に耽るのはとても幸福な時間である。ということでお世辞にも上手とは言えない私の写真たちを貼っていきたいと思う。

インディアナ

インディアナはインディアナポリスから少し行ったところにある閑静な住宅街に滞在した。とにかく綺麗で建物も豪華でご飯がうまいのだ。

今回はマイルでファースクラスにのった
インディアナ郊外に滞在したのだが相変わらず飯がうまいのだ
ただいまの2024 ベストつまみオブザイヤー
とにかく街が綺麗で美しい
何を食べてもうまいので焦る
イタリアン行ったらとんでもない量が出てきた

オハイオ

オハイオでは全米でもっとも歴史のある遊園地の一つであるシーダーポイントに滞在したのち、州都であるコロンバスに。シーダーポイントのジェットコースターはすごかった、富士急みたい。コロンバスは住みやすそうな雰囲気の街で、ご飯を食べたり飲んだりするところも結構あった。なお、いま話題のJ. D. Vanceはオハイオ州の上院議員である。大都市圏はやはりリベラル気味のようで実際そういった空気を感じたが、少し車を走らせると結構刺激的なMAGAメッセージの看板などが目につき、アメリカの分断について考えさせられた。

決して最新で綺麗とは言えないが子供から大人まで楽しめるアトラクションがあってとてもよかった
子供達ははじめて本気の絶叫系をトライし、どうやらハマったらしく何回もやばいやつにのっていた
スヌーピーがテーマのエリアがあった
そういえばBellevueという街がオハイオにもある模様
この風景、日本の郊外の街でもよく見ませんかね
オハイオはコロンバスに到着
コロンバス、ギリシャ料理屋が多くて最高であった
治安がやばいあたりにあるブリュワリーにぶっこんできた(ブリュワリーがある区画自体は再開発地区のすぐ隣なので周りを歩かなければ危険は感じない)
ブリュワリーでバーベーキューを売っていたので買ったのだがうますぎて大変なことになった
ショートノースと呼ばれるあたりは食べるお店が多くてよい感じ
コミックコンをやっていた
コロンバス、日系企業が多いとかで日本料理店があったので行ってきた。きちんとした日本料理のお店でかなり癒された
こういうのだよ、こういうのでいいんだよ
最近はカクテルばかり飲んでいる
とみせかけてラーメンとビール
フォードのでっかい車(Expedition)で二週間ほど中西部を運転した

ニューヨーク

ニューヨークは特に予定もなかったのでゆったりと観光した。前回家族でニューヨークに滞在したのは10年ほど前。下の子はまだ生まれておらず、私は学生で二十代後半、当地で元気にインターンをしていた。一ヶ月ほどの滞在ではあったがよい思い出である。

とりあえずついてすぐに一風堂。いまは一杯$21だが10年前は$17であった
キティちゃんショップ。かなり混んでいた
マンダリンオリエンタルの入っているビルからみるコロンバスサークル
摩天楼である
外資金融勤めのみなさんにはお馴染みのあたり
パリバの入っているビルにあったフレンチベーカリー/カフェ的なお店。雰囲気も味もよかったので超おすすめ
この間友達といったつるとんたん再訪。みんな気に入りすぎて滞在中に複数回いった
朝ごはん。パンケーキなのに高い
文化と芸術がある!
いつも出張だとミッドタウンの南の方なので久しぶりにこの辺りにきました
セントラルパークから。前回滞在時はちびっ子だった上の子とよく行っていた遊び場につれていくなどして一人感慨に耽っていた
MoMA、リノベされた?記憶の中のものよりだいぶ綺麗で豪華になった気がする
旅行の締めくくりはハイボールである。車を運転していないので飲めるの最高
インターン中にインターン先が用意してくれたコンドがあったあたり。懐かしい
帰りのご飯。ラウンジの質含め、国内線なのでこんなもんか、という感じである

やはり旅はよい。が久しぶりに帰ってきた家のソファーでの午睡も最高である。

ハリーポッターと呪いの子 (Harry Potter and the Cursed Child)

今回の旅で私が一番に楽しみにしていたのはこちらである。私は特に文化的な人間でもないのであるが、ニューヨーク行ったらブロードウェイだろう、みたいな教育を新卒の時にされて、それ以来時間がある時は見たりしている。因みに同じ先輩からは高い時計を買えという教育を受けたがそちらは守っていない。

そしてHarry Potterである。直撃世代である。なんなら子供たちよりHarry Potterにかける熱量はあると自負している。推しはスネイプだ。ワクワクしながらチケットをとり(結構いい席をとった)、その日がくるのを指折り数えながら待っていた。

そしてついに当日を迎えた。

始まる前からわっくわくである
第一幕と二幕の間。もう時間がたつのがあっという間すぎた
ホグワーツに行きたい人生であった。第一志望はグリフィンドール!

控えめに言って最高だった。感動のあまりしばらく動けなかった。

好きな作品の新作を待つというのはファンあるあるだと思う。Harry Potterに関しては、ファンタビは勿論よいのだけど、私個人としては求めているHarry Potter成分が足りない気がしていた。そこにきてこれである。役者の皆さんの圧巻の演技に濃いHarry Potter成分。よくないわけがない。

真面目な話、もう一回くらい見に行きたいので出張の際に一人でチケットを買って行くか悩んでいる。

夏といえばプライムデー

私がAmazonに就職するためのこのこベイエリアからシアトル周辺に引っ越してきたのは2015年の夏ことである。MBA卒業後、まさかの元の勤務先に戻らないという自分でもびっくりの決断をしたのでお金がなく、自分でコンテナを借りてダンボールと家具を入れ、車を運転し、小さな子供がいるのでまめに休憩しつつ丸3日ほどかけてシアトルまでやってきた。

そんな年の夏に始まったのがプライムデーである。入社した直後の研修(当時はまだMBA採用の規模が少なく全員で研修を受けた)で、確かデバイス部門の偉い人が出てきて、プライムデーについて興奮気味に語り、そして目玉商品としてAlexa搭載のEcoを紹介していたのをよく覚えている。

そういえば昔はシーホークスのホームスタジアムを貸し切ってサマーピクニックというイベントをやっていた。古い写真がでてきた

そんなこともあって、感謝祭シーズンのブラックフライデー、サイバーマンデーよりも私はプライムデーになんとなく思い入れがあった。私のAmazon歴とX回目のプライムデー、というのは常にシンクロしていた。同期のような感覚である。Amazonを離れて数年経つが、いまだにプライムデーと聞くと頑張れよ、と思うとともに、血眼でいいディールがないか探してしまう。

今年は使っていたMacBookが古くなってきたので買い替えた。よい買い物ができたので大変嬉しい。来年も楽しみである。

会社のラップトップですらM1なので、M3チップ、たのしみである。

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