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山手線とグラフィックデザイン

服飾学生として通学で使い始めて約1年の山手線ですが、その駅の約半分は電車で通ったこともない街ばかりということに、この展覧会で改めて気付きました。

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✔️末広町 / 3331 Arts Chiyoda

2人のスイス人グラフィックデザイナー、ジュリアン・ウルフとジュリアン・メルシエによる東京の山手線各駅のイメージをデザイン化するプロジェクトです。二人の異なった視点でそれぞれが各駅1枚ずつのポスターを制作し、2016年に秋葉原駅から始まり、全ての山手線各駅近くの会場で展示されてきたほか、海外での展示会や出版も行われています。山手線全駅一周完走を記念して、本展示会では山手線全駅に着想を得た60枚のポスターやプロジェクトの詳細など一挙にご紹介します。 引用:下記HP

私はアート巡りが好きで、この展示に足を運んだきっかけは、偶然インスタで可愛いなと思ったポスターを見つけ、展示されることを知ったからです。そのポスターが、山手線の各駅をイメージして作られたと知って山手線とグラフィックデザインの組み合わせは想像がつかなくて面白そうだなと思い、行ってみました。

まず最初の入り口の通路に、山手線の吊革が実際の電車内のように吊るされていました。床には山手線カラーの線が道順を示しているように中まで続いていました。


通路を抜けると、制作してきたポスターの各駅近くで行われた展示の様子を見ることができました。切符風のデザインには行われた展示場所などが載っていました。ギャラリーやバーはもちろん、ボウリング場で行われた時もあるそうです。

メインの広い展示場所は、山手線の路線図のようにぐるっとポスターに囲まれる空間でした。

秋葉原駅から路線順に進み、新しく完成した高輪ゲートウェイ駅までの全駅、計60枚のポスターをゆっくり観ることができました。


各駅の名前(漢字)
や近くにある建物施設食べ物など、様々なものから着想を得ているポスターはどれも見ているだけで面白かったです!

この60枚のポスターは街の細かな特徴を捉える事で作品として生み出されたので、私も行った事ない街に出かけてみて何か新しい発見をして、服飾学生として何かのアイデアのヒントになればいいなと思いました!

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