SNS詐欺師の見分け方〜SNSで騙されないために〜
自分でホームページを作って発信するようになってから、何人かのSNS詐欺師に出会いました。Facebookでの友達申請が届き、見知らぬ人でも自分のブログに興味持ってくれたのかと思い、やりとりを始めます。ほとんどはFacebook、Messengerでのやりとりは慣れていないのでLINEでお話ししましょうというパターンになります。
仕事、趣味、お互いの写真交換をして、「おはよう」の挨拶から「今、何してるの?」「お昼は何を食べた?」そして「おやすみなさい」まで、普通にやりとりをしていきます。何日か連絡を取り合っていくうちに、相手が「〜の投資をして〜百万円の利益を得た」ということを言い出します。そして「一緒にその投資をやらないか?」という流れになります。
騙されないために、どこかで立ち止まる必要があります。
特に知り合いはじめの段階に会った事がない人を信用しないことが基本なのですが、SNSでやりとりを進めていく内に、「昔から知っているみたいだ」「気が合う」などの感情が芽生えると、自分の感情を否定をしたくないし、相手も疑いたくはないという気持ちになって、流されてしまいます。そんな時こそ一旦、自分にブレーキをかけて冷静になり客観的にチェックすることをお勧めします。
・そもそもSNSで知り合った相手は実在するのか?
SNSのプロフィール登録は、氏名、写真、年齢、職歴など、全てを架空人物として設定可能です。メールで送られてきた写真も本人もものかどうか、実際に会ったことがないのですから本当かどうか、仮に本人だとしても何時のものなのかは確認しようがありません。ひどい場合には海外のタレント写真を流用していたりすることもあるのです。 そのような場合、Microsoft Bingでは画像を使用して検索ができますので、相手の写真をここで検索してみるのもいいでしょう。https://www.bing.com/?cc=jp
・投資先は信用できる市場か?
金融商品取引業の登録はされているか?:https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
詐欺業者データーベース:https://www.wise-agent.com/database
上記のデータベースには多くの情報があり、投資先の存在の有無を確認するのには時間も手間もかかりますが、取引所などの「名称」と「詐欺」のキーワードで丁寧に検索すると過去に詐欺にあった事例を見つけることが可能です。
SNS投資詐欺以外にも、「米軍の兵士で今、危険な地域にいる。将来、日本に行きたい」「パレスチナ難民で毎日、爆撃に怯えている。助けて欲しい」など情に訴えるメールを送られてきて、結局は何らかの送金を求めてくるようなケースもあります。
直接の出会いが制限される今、SNSは簡単に知り合いの輪を広げられる便利なツールかもしれませんが、詐欺目的の架空の人物がたくさん存在するのは事実です。人と人のコミュニケーションに対してそもそも疑うことが前提になってしまう、それはとても不幸で残念なことに思うのですが・・・
参考までに「SNS詐欺に見るマーケティング〜SNSで騙されないために〜」もご覧ください。https://note.com/preview/n5746916788b2?prev_access_key=851de52f9fc29b598884772a5b156ee2
ここから先は
IMC 統合マーコムのヒントブック フルバージョン
フルバージョンでは現在18本の記事があり、今後もテーマを増やして内容を充実していきます。私のマーケティング&コミュニケーション体験から実感…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?