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いましめる

「いましめる」という言葉をコトバンクにて検索すると、以下の意味であることが確認できる。

1 まちがいをしないように前もって注意する。教えさとす。「気を緩めないよう―・める」
2 してはいけないと命ずる。禁止する。「肉食を―・める」
3 同じ過ちを犯さないようにしかる。「嘘をついた子供を―・める」
4 警戒する。
「町々を―・めて歩く巡査の靴音」〈藤村・新生〉
5 (縛める)自由がきかないようにしばる。「盗人を荒縄で―・める」
6 忌み嫌う。
「人の―・むる五月(さつき)は去(い)ぬ」〈宇津保・藤原の君〉

私がタイトルに用いた「いめしめる」は、3番に当てはまる。
どのような過ちを犯したかというと、自己成長をしたいと考え、ビジネス書や自己啓発書を読み、ビジネス系Youtuberの動画を視聴し、満足して何も行動していないという過ちである。
全くもって、やった気になった人間の代表格である。

■なぜ、自己成長のための行動をとりだしたのか?

2018年から社会人として企業で働き始めて、業務にも慣れてきて2年が経った2020年、新型コロナウイルス感染症禍に見舞われた。
緊急事態宣言の発令(外出自粛)や、感染症予防対策としてのテレワークが導入されるなど、私のライフスタイルにも大きな変化がもたらされた。
いわゆるおうち時間が増える中、これまで全く興味のなかったYoutube鑑賞に手を出し、そこで出会ったのがマコなり社長サラタメさん【サラリーマンYouTuber】などである。

私が勤めている企業は、創設から100年以上が経過している(古き良き企業?)が、新型コロナウイルス感染症禍において改めてVUCAの時代を実感し、”自分のキャリアはこのままでよいのだろうか?”と漠然と考えるようになった(将来に不安があったので)。
そこで、自分の能力を高めるべく、サラリーマンにお勧めのYotuberを検索したところ、ヒットしたのがマコなり社長やサラタメさんであった。

マコなり社長の「仕事ができない人の話し方」や「寝る前にやってはいけないワースト5」や、サラタメさんの「7つの習慣」や「イシューから始めよ」の解説動画など、とても面白く、ためになり、時間があればひたすらに視聴し漁っていた。

■現状、全く変わっていない

しかしながら、相変わらず寝る前にスマホは見るし、仕事では感想ベースで話してしまうこともあるし、とりあえず与えられた業務は努力・時間でこなそうとしてしまうなど、動画で学んだことはほとんど定着しなかった(もはや何の成果も得られませんでした)。

動画を見漁り、漠然とオススメの書籍を読み、自分ができる人間になった/生産性が高まった気がしたり、知識が身についた気になっていたりしただけである。
このことに改めて気づかされたのは、これまたオススメ書籍で紹介されていた『インプット大全』を読んだときのことであり、
”改めて何ができる/何が身についたか?”を振り返り、言葉にしようとすると、具体的に言葉にできることがあまりないことを思い知った。

視聴履歴は記録されているが、”記憶”には全く残っていなかったのである(すぐに思い出せることは、納豆キムチ豆腐を作ったり、ニトリ無印良品のおすすめの商品を買ったことくらいである)。

自分の将来が不安だから、何かを変えたいという(とてもあいまいではあるが)目標があったから動画を視聴したり、書籍を読んだりしていたなのではないのか?
学んだことを定着させるためには、実生活に役立ててること、つまり行動変容(アウトプット)する必要がある、と常々動画や各書籍で見聞きしたが、実行できずにいた言葉が思い浮かんだ。

■アウトプットのためnote

成長したい!意識高くありたい!某漫画のように自己成長にのめり込んでいるわけではないが、改めて思うところは、ビジネススキルやQOLを向上させ、より良い生活を送りたいということである。

そこで、動画はエンターテインメントとして楽しんで、書籍は自己満足で読んでいた(なんとなく行っていたという)過ちを犯さないよう(戒めるため)に、アウトプットのための場所としてnoteを開設した。

動画や書籍の感想等を投稿し、より自己の知識として定着させること、実生活で感じたことをまとめて文章化する(能力を高める)ことなどを目的として、noteに投稿(アウトプット)をしていくこととしたい。
その中で、可能な限り読んでいただいた方に”面白いな”と思えるような内容にしていければと考えている。


■最後に

アウトプットを行う姿勢として、note公式が示している以下の金言に従って楽しんで、継続的に行っていこうと思います。
雑記のような形になるかとは思いますが、「スキ」や「コメント」をしていただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします!

みなさんにnoteを使っていただくにあたって、何よりも優先していただきたいポイントが2つあります。
・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること
         note help center『創作活動で最も大切なこと』より引用

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