見出し画像

忠臣蔵の好きなところを熱く語りたい!【前編】

どうも!じょんがら兄弟のあぶらでごんす!

みんな忠臣蔵って知ってる?

時代劇の定番のひとつで、小さい頃は年末になるとテレビドラマやってたなー。

ざっくり言うと殿様の敵討ちをする武士たちの話。

殿様は浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)、敵は吉良上野介(きら こうずけのすけ)。
浅野の家臣の47人の赤穂浪士たちが主役。
赤穂浪士のリーダーが大石内蔵助(おおいし くらのすけ)。

最近は全然ドラマをやらなくなって残念。

登場人物いっぱい出せるから、ジャニーズとかEXILEでドラマやればいいのに。

昔っから時代劇の中でも特に好きな話で、noteを始めた理由のひとつが実はこの忠臣蔵の話を書きたかったから!
もはや忠臣蔵の話をしたくてnoteを始めたと言っても過言ではない!(過言)

周りに全然好きな人おらんから悲しい!そもそも同年代の人で時代劇が好きって人すらあんまりいない!
もっと語り合いたいのよ!「あれがいいんだよね!」とか「あー分かる!あれいいよね!」とかさー!

時代劇好きなみなさん、仲良くしましょう!
特に忠臣蔵が好きな人はぜひ!


忠臣蔵の何がいいって、いろんな形の愛が描かれているところ!

男女の愛情はもちろん、親子愛、兄弟愛、そして友情と、世の中の全ての形の愛情が詰まっているんですよ!

赤穂浪士たちと、その周りの人々とのエピソードがいちいち良い!

仲間が47人もおるもんやから、それこそ47通りの楽しみ方がある!

ということで、忠臣蔵の好きなエピソードを書いていこうと思います!

好きなエピソード① 赤垣 源蔵(あかがき げんぞう)

赤垣源蔵は赤穂浪士のひとり。

吉良邸への討ち入り前日、浪士たちにはそれぞれ自由時間が設けられた。

源蔵はお兄さんのところへ最期のあいさつに行くんやけど、お兄さんは不在で兄嫁も仮病を使って会ってくれない。(源蔵は兄嫁に嫌われている)
仕方なくお兄さんの羽織を出してもらって、その羽織に別れを告げる。

源蔵が帰ったあと、帰宅したお兄さんはその様子を聞いて全てを察し、仮病を使った嫁に「何で会ってやらなかったんだ」と責める。

次の日の朝、討ち入りがあったという知らせが届くと、お兄さんは女中に討ち入りをしたメンバーの中に源蔵がいるか確認してくるように頼む。

お兄さんは「源蔵がいなければこっそりと帰ってくるように。もし源蔵がいたら近所に聞こえるように『弟の源蔵様がいらっしゃいました』と大声を出しながら帰ってこい!」と言って女中を送り出す。

討ち入りを成功させた赤穂浪士の行列の中に源蔵がいるのを確認した女中は、大声で「弟の源蔵様がいらっしゃいましたー!」と言いながらお兄さんの家へ帰るのでした。



良い!

もう最高にかっこいいよお兄さん!
羽織に向かって酒を飲みながら別れの挨拶をするシーンは涙なしでは見られない!

次!



好きなエピソード② 岡野 金右衛門(おかの きんえもん)

岡野金右衛門も浪士のひとり。

行商人に変装した金右衛門は、吉良邸の内部を探るため大工に近づくうち、大工の娘と恋に落ちる。

本気で愛した人を利用するわけにはいかないと悩んでたけど、討ち入りの準備が整い、ついに大工の娘に自分の正体は告げずに「吉良邸の絵図面が見たい」と頼む。

金右衛門の正体に気づき騙されたと怒る娘。

「利用としようとして近づいたんじゃない。本当に愛してしまった。本当はこんなこと頼みたくはない」

心の底からそう言う金右衛門に、大工の娘は絵図面を見せる約束をする。

父親の部屋に忍び込み、吉良邸の絵図面を持ち出した娘は、家を出る直前で父親の大工に見つかってしまう。

「今この絵図面を欲しがる人がどんな人か、お前は分かってるのか?」娘を問いただす父親。

娘は泣きながら、その人の正体は知っているし、決して結ばれない相手なのも分かっている、それでも愛しているからどうか見逃してほしいと懇願する。

その娘の様子に、父親は黙って娘を送り出す。

絵図面をもらった金右衛門は「本当にありがとう。来世ではきっと結ばれよう」と約束して最期の別れをする。

そして討ち入り後、自分たちを見物する町の人々の中に大工親子を見つけた金右衛門は親子のもとへ行き、ついに自分の正体を明かし、本名は岡野金右衛門だと伝えて行列に戻っていった。
通り過ぎていく赤穂浪士の行列を見送りながら、親子はひっそりと涙を流すのでした。




いやこれも良い!

ちなみに、この娘さんの名前はお艶(おつや)さんで、この後切腹した金右衛門のあとを追って命を絶ったそうです。
娘の健気さを憐れんだ家族が、夜通し弔ったことから、人が亡くなって徹夜する時に「おつや=お通夜」っていう言葉を使うようになったらしいよ。




はぁー。
まだまだ書きたいことあるけど、長くなるから続きはまた明日!







おわり!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?