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20〜30人規模の飲食店の会議の目的

1店舗ではなく多店舗経営をしている会社の会議の目的について、書き留めておこうと思います。

会議の目的


会議は大きく分けると3つのパターンがあります。

①定例会などによる報告会議


主に、売上などを分析し、発表する会議。
参加人数は各部署のマネジメント、部門リーダーで4〜8人程度

②企画やアイデア出しといった運営会議


季節に応じたイベントや周年イベント、その他企画を店舗ごとに決め、遅くとも2ヶ月前には共有し、告知方法の設定や費用対効果などを確認し、実施に向けて進めます。この検証については①で行います。
参加人数は①と同じ

③会社の方向性を決める意思決定の会議


 ①の情報を整理、分析した後どの分野を伸ばす(あるいは撤退)などを判断する会議。
 参加人数は3〜5名(会社全体のマネジメントに精通する人材)

なぜ、今会議が必要か

2020〜2022年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、変化を余儀なく行う飲食店経営者がほとんどの中で、デリバリー専門店や、間貸し、間借り、ワンオペ高単価の設定の飲食店、ECサイトへの介入など、特化した分野の飲食店も増えました。

色々と取り組む先にその分野に特化したライバル店が参入し、初めはよかったがだんだんと低迷の分野もあります。 

 実は分析してみると、人件費や時間は割いているものの、運用コストなどを見ると利益が出ていない。
 一方、状況が変わりつつある中で、伸びシロがある分野ではあるが、力を注ぎきれていない。

個人経営やワンマン社長であれば、一声で舵を切り換えることができますが、これまでチームで会社運営をしていれば、意思決定に多少の時間がかかります。

コロナ禍による変化 ⇨  分析(精査) ⇨  見通しを持った経営戦略

を持って、2023年を迎えられれば、良い1年にできるのではと思いますので、会議の仕方自体を見直していくタイミングかもしれません。

会議参加者に求めること

必ず発言することです。
また、言われたからするのでは、なく自分なりの考えを持って、意見を述べ、多方面からの反応を聞く事です。(当事者意識を持つ)
時々、売上が落ち込んだときは精神的にもしんどいときはありますが、次の糧として次に何に取り組むかを考えていくことが思考を柔軟にし、自分事として会社や経営に携われると思います。

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