![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78710538/rectangle_large_type_2_3e269c96409c3cf69b9540aab3373576.png?width=1200)
Photo by
kotorigasuki
障害福祉の現場「無理せず断る」ができる関係が嬉しい話
就労継続支援B型の事業所での話しです。
お菓子作りを教えて、利用者(キャストと私たちは呼びます)が製造に関わります。
実際お菓子を作る作業や、梱包、発送、片付け、洗い物などさまざまな仕事を分担して仕事しますが、その中での一コマで「いい関係!」と呼べるものがあったので、参考になればと思います。
ある先輩と後輩の組み合わせで洗い物をしていた時のこと
とにかく教えたい先輩(時々言い方がきつくなるときもある)
と、時々仕事がしんどくなって動けないこともある後輩。
その日は、後輩も自分の与えられた仕事を一生懸命にこなしてました。
先輩は、その状況を知ってか知らずか、いつも通り洗い方を教えようと、声をかけました。
そのときに後輩キャストが
「あの先輩、今は忙しいので後にしてください」
と言いました。
カチンと来るのかなぁ。大丈夫かなと思ってましたが、先輩キャストから出た言葉は、
「お、お、オッケー」
その後、何事もなかったかのように、作業に戻る二人。
しっかりと、自分の言いたいことを伝える後輩と、受け止める先輩、その後何も残らず気持ちよく仕事を進める二人。
仕事を通じて、他社理解と自己表現ができている場面に嬉しく思いました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?