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父とパズルと自閉症

ある日、仕事から帰ると今年中学生(養護学校)に通う息子がスマホをみせてきて、サンフランシスコ欲しいと言ってきた。

「サンフランシスコ?」

もちろん、その名前は知っている。

「で、何それ」

息子は器用にスマホを操作し、画面を出す


1130ピースのパズル!!

ちなみに、最近息子は3〜5歳対象の20ピース程度のカーズのパズルができるようになっている。

これは、ひょっとして、サヴァン症候群(天才)の才が目覚めたか!

妻と話(説得)をして、購入することに。


ピンポーーーン

商品が到着した。

息子は今か今かと待ち構えていたので、目を輝かせて喜んだ。(らしい)当時仕事で不在だった。

そして、ワクワクしながら袋を開ける。

・・・・・・

1130ピースのパズル。

それを見たときの顔をみることはできなかったが

仕事が終わって私が見たものは、袋から出されたほぼ青と茶のピース。それと完成予想図。

そして、何事も無かったように過ごす息子。

誰かするかと思って放置してたが、結局父の私が息子と一緒にするという事で落ち着いた。

いや、むずすぎでしょ。
1時間かけて仕分けと縁の一部て、、、
同じ色の似てるピース多すぎて難易度MAXちがうかな。って思ってます。

しかもこのパズル、組み立て終わったら立体のプラモデルみたいなのもある。まだ見えてないことにする。

先は長い。

夏休みまでに終われたら。

これをやりながら、ふと思い出した。

昨年、映画のCUBEをみていてなんとなく思っていたこと。

最近、ドラマでも同じように、それまで自閉症スペクトラムの傾向にある人が視覚優位の特性を活かして、天才的な結末を生み出す。といったものもありました。(サヴァン症候群)

映画、ドラマ、、、確かにストーリーに意外性、転機が生まれ面白くなるのは明らかです。

サヴァン症候群とは、知的障害や自閉症などの発達障害等のある人が、その障害とは対照的に優れた能力・偉才を示すこと。また、ある特定の分野の記憶力、芸術、計算などに、高い能力を有する人を示す。

親としては、、なんとなく、うちの子もそうなんじゃないか!何かあるかもと思っちゃいます。そんなに頻繁に現れる事じゃないのに。

が、べつに無くても良いんです。

一緒にパズルする事で人に協力してもらうって事にもなるし、人って支え合い生きていくものだから。
その代わり、ちゃんとお礼を言える事とかが大事って伝えようと思います。

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