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工賃あげるには、就労系の福祉の支援員は働く知識2倍いります!
おはようございます。
飲食業と福祉活動の二足の草鞋を履いている高橋です。
ゴールデンウィーク、郊外で緊急事態宣言が発令されていないところでは、わりと人が多く、賑わっていた印象です。おかげさまでレストランの方もご来店は多いものの、まぁ、なんというか、手放しで喜べない状況ではあります。
さて、今日は、福祉のお話を。
タイトルの就労系の福祉の支援員って、働く知識2倍いるよね?って話です。
1、就労系の福祉とは、
まず、就労系の福祉とは、支援学校を卒業してから働く場が提供されるところの事です。大きく分けて3つあります。
就労継続支援A型・・支援を受けながら、最低賃金以上の給与がある
就労継続支援B型・・一般就労、A型の作業が難しい利用者が支援を受けながら、工賃としての対価を得る
就労移行支援・・主に一般就労に向けて、働くための知識、技術の向上をする場所
という3つです。
2、仕事の内容
仕事の内容はさまざまですが個人の印象として、多いのはA型だとパソコンのスキルを使ったり、清掃関係なんかもあります。
B型だと、その種類は多く、内職のようなことや手芸、清掃、菓子、喫茶などがあります。
3、支援員がすること
支援員と呼ばれるいわゆる利用者のサポーターにあたる人が働く人です。多くは福祉のことを学び支援の方法などを勉強した人から構成されています。
ところが、生産活動を行う上では、支援の方法を学ぶだけでは福祉でもの作りをしている事業所は厳しい環境になりつつあります。
私の関わっている菓子製造業でもいくつかあるので、例を挙げておきます。
4、福祉で菓子製造するには。
①営業許可
菓子製造、販売をするには、もちろん、菓子製造の許可証が必要です。
講習を受けて取ることもできますし、調理師免許があれば取得も容易なので、比較的これは簡単に進めることができます。
②栄養成分表記
そして、難しい(個人的に思っている)のは、栄養成分表記です。現在パッケージの裏面などに記載されているものは原材料や賞味期限のほかに栄養成分の表記も義務づけられています。いわゆるエネルギー(熱量)が何キロcalだったり、タンパク質がどのくらい含まれるかというものです。
③HACCP
2021年6月より食品関連事業者には衛生管理のHACCP導入が義務化されます。
細かく色々と準備するものも必要なので、日々の支援活動をしながら、行う
のはかなりの労力になりますので、②、③に関しては専門分野の方と協力するのも一つですね。
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