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第一回 〜YMP名盤探検隊〜 AOR ギターを添えて (tab譜付き)

https://youtu.be/h00Zfnyu1jY

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YouTubeの動画「名盤探検隊」にて演奏したTab譜は以下のファイルになります!
pdf形式です。
動画と合わせて記事を読んでいただけたら嬉しいです。






どうもYKです。
これから様々な名盤と呼ばれるアルバムを紹介していく記事を用意していきます。
今回はAORを紹介!


第一回を飾るのはマイケルフランクス!
しっとりとして上品な音楽を提供するボサノヴァ+POPS+AORといった感じのアーティスト。
今回紹介するアルバムは
「Sleeping Gypsy」
YouTubeチャンネルにて公開している企画動画「2週間でアルバムを作ってみた?!」の中でも紹介したYKお気に入りの名盤。


マイケルフランクスについて

マイケル・フランクス(Michael Franks、1944年9月18日 - )は、アメリカのミュージシャン。独特の囁くようなボーカル・スタイルと、ジャジーで都会的な音楽性により、クワイエット・ストーム・ムーブメントを牽引した。
               ーWikipediaより引用


私がスタジオミュージシャンを意識し始めた20歳頃にAORを漁っていた。
AOR、それはAdult Oriented Rockの略。
大人向けの洗練された音楽のことを指す。

ボズ・スキャッグスを筆頭に様々なアーティストがいるが、
そのどれもがスタジオミュージシャンが参加している為、演奏がとても洗練されているのだ。

その中の一人にマイケルフランクスがいた。
当時彼の歌い方はとても印象的で、あまり好きな方ではなかったのだが、今はすごく気に入っている。
昔は演奏ばかりに魅入っていたが、今は違う。
この歌い方でなければ曲として完成されないのだと気づいた


「Sleeping Gypsy」


1977年作
AORという言葉通り、大人の雰囲気が漂うロマンチックなアルバムだ。
一日中聴ける感じのしっとりとしたナンバーが並ぶ。

演奏メンバーは

Wilton Felder/Bass
John Guerin/Drums
João Palma/Drums
Hélio Delmiro/Guitar
Larry Carlton/Guitar
Ray Armando/Percussion
Joe Sample/Piano
João Donato/Piano
David Sanborn/Saxophone
Michael Brecker/Saxophone
Michael Franks/vocal

という感じで、クルセイダーズ(フュージョンバンド)のメンバーがチラホラ参加
そしてサックスがエゲツなく豪華である。

その演奏メンバーの実力は素晴らしく、大人な音楽を聴くことができる。
休日のゆったりとしたい時、眠る前のちょっとした時間、お酒をゆっくり嗜む時、
そんな時にオススメなこのアルバム。
ぜひ聴いてみてほしい。

アルバムの嗜み方について

昨今は音楽配信サービスで事を済ませる事が多くなってしまった。
だがCDやレコードを持っている事のメリットとして、
ジャケット以外の部分にメンバーの写真や、
演奏メンバーの情報、歌詞などが確認できるメリットがある。
さらにはインタビューや、レビュー付きまで。
一枚のアルバムから読み取れる情報が多く、それだけでより音楽を深く楽しめる。

実際自分もどんな人が演奏しているのか気になるのでCDの中を隈なく読んでいる。
最近は配信サービスで済ましてしまっている為、そういった情報は入りにくい。
が、SNS上で憧れのミュージシャンとやりとりや、交流ができる昨今なので素晴らしい限りだ。

どうしても演奏メンバーが気になる際、私はdiscogsというサイトを愛用している。

ほとんどの販売されたCD LP さらにはカセットまでの情報を網羅している。凄い。

同じ演奏メンバーが他にどんな作品に参加しているかも分かり易い。
こういったものを駆使して自分の音楽の幅を広げている。

一枚のCDから更に音楽の可能性は広がる。

YouTubeの演奏について

今回、YouTubeの動画にて紹介したアルバムから一曲カバーさせていただいた。
カバー曲のギターソロはオリジナルではピアノソロと、サックスソロである。
それを耳コピし、ギターソロに変換し演奏した。

別の楽器のソロをコピーすることは楽器演奏をより豊かにするために必要なことである。
今回はギタリスト向けに、しかもtab譜も制作したので、
もっと上手くなりたい中級者の方に是非弾いてもらいたい。
ピアノ、サックス特有のフレーズをギターで弾く楽しさを是非知ってほしい。

特にギターソロにいい影響を及ぼすのはサックスだと思う。
私もギターソロを歌う様に弾くにはどうすれば良いかよく考えるが、
おそらく一番いいのはサックスを真似る事だと考える。
ニュアンスまで似せれたらなお良いだろう。
是非ギターソロに悩んでいる人にはサックスをコピーするのを勧めたい。

https://youtu.be/yHNuBAqqCAk 
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YouTubeと合わせてtab譜を見ていただけたら嬉しい。

原曲のピアノと、サックスの演奏者について少しだけ紹介しよう。

ピアノはJoe Sample ジョーサンプル
サックスはDavid Sanborn デイビッドサンボーンだ。

ジョーサンプルはフュージョンバンド、クルセイダーズのキーボードを担当している。またスタジオミュージシャンとしても様々なアーティストの作品に参加し、ソロ活動でもたくさんの名盤を残している。
またどこかでクルセイダーズについては語りたいと思う。

デイビッドサンボーンは様々なアーティストの曲に参加するスタジオミュージシャン。ソロでもたくさんのアルバムを出している。
特徴のあるサックスの音色で、サックスを聴いただけでサンボーンが吹いてると分かるくらいだ。
バリっとしていて、それでいて軽やか。爽やかな音で貫いてくる。

以上がアーティストについてだ。
こうやってわらしべ長者のようにアーティストからまた他のアーティスト、
と言った感じに広げていける。

是非これから紹介していく名盤探検の記事から新たな音楽に出会えることを祈っている。

次回は今回紹介したアーティストから繋いで行けたら良いなあと考えています。



YMPのオリジナル作品は様々な配信サービスでお聴きいただけます


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