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「若手から活躍できる環境」で働いてみて。〈就活〉

私は入社1年目の新入社員
家電エンジニアとして働いています。

2年前の今ごろ、私は就活をしていました

私が今いる会社を選んだ理由の1つとして
「若手から活躍できる環境」という
言葉に魅力を感じました。

実際にインターンシップに参加したとき、
入社1年目の社員さんが堂々と
自分の仕事について語っており
「1年目からの活躍」を肌で感じることができました。

「俺も1年目から活躍したい!」
という思いが強かったので
この会社を選びました。

それから1年間この会社で働いてきました
あと2週間で後輩がやってきます。

私はソフトウェアの開発をする
プログラマーとして働いています。

そんな私がこの1年間で感じた
「若手から活躍できる環境」について
書き綴っていきます。


この会社の教育方法はOJT。
OJTとは
新人や未経験者に対して、実務を体験させながら仕事を覚えてもらう教育手法です。

これは採用情報にも掲載されており
入社前から知っていました。

ただ、私が入社前に想像していた
OJTのイメージとして、
上司が担当する機種の一部を任せられ
一緒に開発を進めていくと思っていました

しかし、実際は想像と異なり、
私が部署に配属されてから2ヶ月後には
新機種の担当を1人ですることになりました

最初は嬉しいと思ってましたが
実際は滅茶苦茶大変でした。 

未知の環境に急に放り投げられたような感覚です

私は掃除機の担当をしていますが
上司は炊飯器を担当しています。

普段から全く別のことをしているために
基本的には放置プレイ。

また、新しく開発する掃除機の仕様について上司は知らないので聞くことができません

わからないことがあれば
掃除機開発チームに直接聞きに行かなければなりません。

専門用語がバンバン飛び交い
1つひとつ内容を理解するのに大変苦労します

上司が教えてくれるのは
コードの書き方や資料のまとめ方など
共通して使えることを
聞いたら答えてくれる程度です。

そのため、後から効率のよい方法を知る
ということも頻繁にあり手戻りが発生しているというのも事実です。
「もっと早く知りたかった…」という風に

幸い私の上司は同じ質問を何回しても
嫌な顔1つせず答えてくれます。

しかし、上司も忙しいので質問するのも
申し訳なく感じてしまいます。

ここでガツガツ質問できる人と
できない人で後々に差がでるのかなと思います

結果としてこの一年間は
技術的にはもちろんですが、
仕事に対する取り組み方や意識など
成長できたのかなと思います。

ただ1年目なので開発のプロセスや
資料のまとめ方などは丁寧に教えて
欲しかったなと言うのが正直です。


企業の言う「若手からの活躍」は
一見すると魅力ある言葉かもしれません。

しかし、裏を返せば「人手不足で担当して貰わないと回らない」ということも意味すると実際働いてみて感じました。

基本的には放置で
知らない単語、知識は
自分で調べるしかありません。

私も実際に製品の動作について理解するのにめちゃくちゃ苦労しました。

辛すぎて精神的に病みかけた同期もいます

ただこの辛い期間を乗り越えた先には
自分の思い通りに製品を作れると思うと
やる気しかでてきません。

ここで頑張れるためにもやはり
自分の好きな業界に行くことを
オススメします

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