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令和2年第3回定例会 区長発言(ダイジェスト)

はじめに

こんにちは、森田ゆきです。
コロナ禍ではございますが、第3定例会が開会されました。
本会議3日間初日は、区長発言からスタートです。
区長発言は、今後の区政につながる重要事項が発令されます。ポイントをまとめましたので、是非ご覧ください。



<区長発言より引用>

緊急事態宣言解除後の東京都における感染者数の増加は、今月1日現在、2万人を超えています。本区においても連日の感染が確認され、累計900人に迫り感染の勢いは衰えを見せません。
これまで2回の臨時会及び第2回定例会で議決した補正予算により、特別定額給付金をはじめとする各種給付金の支給、停滞する地域経済への支援、避難所における感染症対応物品の備蓄、PCR検査体制の拡充等に注力してきました。本定例会においても、新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算案を上程しております。引き続き区議会と連携させていただき、感染症対策に万全を期し、区民の安全安心の確保と地域経済への支援に意を注いでまいります。

(1)防災についての取り組み

コロナ禍においても、首都直下地震などの大地震や大型台風に備えて、マスクや消毒液等の衛生用品に加え、パーテーション、非接触型体温計やフェイスシールドなど、感染予防に必要な備蓄を鋭意進めています。
加えて、「渋谷区避難所運営基本マニュアル試行案」を策定。本マニュアルは、地震や風水害が発生した時に、避難所を円滑に立ち上げ、適切に運用し、閉鎖するまでの手順を具体的に示したものです。現在、町会連合会の地区ごとに説明を重ねており、いただいた意見や要望も参考にした上で確定版を策定してまいります。



(2)教育に関する取り組み

今月、教育タブレット端末を含む、教育ICT基盤を更新しました。
3ケ年取り組んできたことを礎に、更に学習の個別最適化にむけた取組や校務支援システムの改善に努めていきます。
新型コロナウイルスの感染が収束に至らない状況下では、新システムにて、双方向型のオンライン学習を一層円滑に行うことができるものを導入しました。教育委員会では、授業のハイブリット化も視点に含め、ICT教育に係る取組を更に進めていくため「渋谷タブレットの日」を令和2年度は、各校で令和3年度は近隣の学校に集まって、令和4年度には、区内全校が合同で、昨年のように全国に発信する公開授業の開催を構想しています。



(3)「渋谷区くみんの広場」について

「くみんの広場」は、昭和53年にスタートし、今年で43回目を迎えます。当初、例年通り代々木公園会場での開催を予定していましたは、コロナ禍にあって約10万人が集まるイベント開催は、いわゆる3密を避けことが困難であることから、実行委員会とも相談し、取り止める方向で調整しています。
現在、ホームページやラジオ放送を活用した「オンライン版くみんの広場」の開催について検討を進めています。ライブ配信等の方法を駆使してテナントや舞台での参加団体の活動や演技を紹介すると共に、ラジオ放送により様々な情報をお届けする新しい魅力を発信していこうと考えてます。


(4)新成人を祝う会について

コロナ禍においては、感染拡大防止と参加者の安全確保が必須となります。
したがって、来年1月の新成人を祝う会は、「LINE CUBU SHIBUYA」での開催を変更し、オンライン開催をすることを検討しています。



(5)公益社団法人日本将棋連盟との協定について

日本将棋連盟は、創立96年を数える将棋界の総本山であり、千駄ヶ谷に所在する東京・将棋会館は棋士を志す人や将棋を愛する人の聖地であり、地域のシンボリックな存在でもあります。本区では、早くから千駄ヶ谷小学校での「子供将棋教室」を始め、放課後クラブ事業での「将棋教室」、地域青少年クラブでの「子ども将棋大会」など、青少年の育成という観点からも普及を図ってきました。日本将棋連盟と相互協力に関する協定を締結することとなりました。本協定に基づき、今後、子どもたちへの一掃の普及と継承に力を入れていく外「シブカツ」や「シニアクラブ」などを通じて高齢者への普及にも積極的に取り組みでいきたいと考えています。「将棋の街、渋谷区」となるよう、今後のまちづくりや観光振興、次世代育成などの場においても拡大を図ってまいります。


(6)渋谷区自殺対策計画 策定の取り組み

誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して改正された「自殺対策基本法及び自殺対策総合大網」では、区市町村の義務として自殺対策計画を策定することが定められています。区の新型コロナウイルス感染症対応の取組等を反映させ、生きることへの重要な支援策である「渋谷区自殺対策計画」を策定してまいります。


(7)新島青少年センターについて

長年区民の皆様に親しまれてきた新島青少年センターは、老朽化等により今後の施設の在り方について検討を進めていたところ、昨年の台風15号で甚大な被害を受けました。建物や設備の復旧に目処が立たないことから利用を中止し、今年度解体工事を行う予定です。これまで培ってきた新島村との関係を大切にしてこれからも交流を継続し、多くの区民に新島を訪れていただいという気持ちに変わりはありません。長年にわたり交流を続けてこられた団体の皆様などが、今後は民宿等を利用し、新島の魅力に触れていただけるよう、区として新たな事業や取組を導入してまいります。


(8)猿楽橋について

都市計画道路補助第20号線、いわゆる八幡通りがJR線と交差する箇所の跨線橋であり、周辺地域にとって重要な交通インフラとしての役割を担っています。昭和9年の供用開始から80年以上を経て、橋りょうの経年劣化に加え、大規模強工事の未実施、通行車両の大型化や台数の増加などにより、今後の対応を検討する必要に迫られていました。



(9)「玉川上水旧水路緑道の再整備」について

今年度からは、これまで「ササハタハツまちづくりフューチャーセッション」や「緑道ワークショップ」を統合した『ササハタハツ会議」を設置し、その第1回目を6月30日に開催したところです。その中で、世界でも活躍する建築デザイナーから、玉川上水の歴史と地域の皆様のご意見やご要望から感じとったものを表現した緑道コンセプトプランの提案があり「農」というテーマの下、緑道が地域の皆様の主体的な活動を育てる場となることで地域を活性化し、都会で暮らすことの豊さを創出して世界の人々を魅了する公園へと生まれ変わる未来へのプロジェクトとするものです。今後議論を重ね、令和4年度から工事着手を目指して具体的な設計などを進めてまいります。

(10)福祉について

渋谷区医師会の協力の下「はぁとぴあ原宿」で4月〜5月にかけて発生した集団感染の検証作業を実施し、福祉施設における、より実践的な「新型コロナウイルス感染症予防マニュアル」を作成しました。
区内の障がい者福祉施設及び高齢者福祉施設が本マニュアルを活用し、感染症予防や集団感染の発生防止対策を徹底することで、区民の皆様が安心して施設を利用できるよう取り組んでいきます。
介護サービスや障がい者福祉サービスの各事業所は、利用者がサービス利用を自粛することなどから経営上多大な影響を受けており、減収割合等から国持続化給付金の基準に満たない事業所においても運営状況は厳しいものとなっています。本定例会には、国の持続化給付金制度を補完する区独自の給付金を計上しており、これによりコロナ禍で減収となっている事業所の事業継続を支援します。

本区初となる「看護小規模多機能型居宅介護や認知症高齢者及び障がい者グループホームなどを併設する「恵比寿西二丁目複合施設」また84床の特別養護老人ホームに加え、デイサービス事業を行う「かんなみの杜・渋谷」の両施設は、令和3年春の竣工に向け、建設工事を進めています。

さらに、令和6年開設予定の重症心身障がいのある方や医療的ケアを必要とする方などを対象とする「神宮前三丁目障がい者施設」については、実施計画を行っており、障がいのある方が安心して暮らせる環境の整備を進めているところです。ウィズコロナの時代における新たな福祉サービスの在り方の検討なども併せて、引き続き「あらゆる人が、自分らしく生きられる街」の実現に向け、福祉の充実を図って参ります。

さいごに

以上、区長発言(ダイジェスト)でした。
本定例議会は、条例案4件、一般会計補正予算案1件、令和元年度一般会計歳入歳出決算等4会計の決算審査、報告案件6件が提案されます。
4回の定例議会のうち、一番長い開会となります。
引き続き、慎重審議の上、取り組んで参ります。

長文となりましたが、最後まで読んでいただきまして有り難うございました。

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渋谷区在住、2児の母。 盲導犬育成支援団体にて視覚障がい者の社会進出や自立促進をサポート。その後、子育て世代が多様な働き方を選択できる社会の実現を目指し「NPO法人代官山ひまわり」を創設。7年間の代表を経て、令和元年5月より渋谷区議会議員。co-ba ebisu入居中。
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