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【2021年度当初予算概要 落書き対策プロジェクト】

はじめに

こんにちは!学生インターンの山中貴仁です。
今回は、『落書き対策プロジェクト』にスポットを当て、紹介していこうと思います。
この事業は、森田ゆきが令和元年議員となった最初の議会で代表質問した内容が、今年度予算化され、大々的に事業展開することとなったものです。ご覧になって頂けたら幸いです。

概要

この『落書き対策プロジェクト』は【人のつながりと意識が未来を守る街へ】という基本構想ビジョンを掲げています。現在渋谷駅周辺をはじめとして渋谷区内にはとても多くの落書きがあり、景観を損なっていると同時に渋谷の安心・安全なまちというイメージを低下させています。また以前と同様、今後日本には世界中から多くの人が訪れることが予想されます。そこで渋谷区を区民の方々が気持ちよく過ごすことができる街に、そして世界中から訪れる人々に誇れる快適で美しい街にすることを実現させるために立ち上げられたのがこのプロジェクトです。

渋谷区内のいたるところに落書きの被害が発生しているため、渋谷区の5つの地域を1年ごとに地域分けをし3か年かけて全域の落書きを消去します。令和3年度では消去活動を拡大し、渋谷駅周辺地域をはじめとして落書きが多い地域において消去活動を実施します。
また現在、渋谷区では通話アプリ『LINE』を用いて落書きの写真や落書きされている現場の位置情報などを送信することで落書き被害の通報及び情報提供をすることもできます。普段街を歩く際に落書きを見かけても素通りしがちですが、写真を撮り、位置情報を送信するといった些細なことが渋谷区がよりきれいな街になることに繋がりますので、皆さんぜひ気になる箇所がありましたらどんどん通報してください。

渋谷区では、ビルの壁面や看板、自動販売機等至る所にスプレーなどで落書きされるといった被害が相次いで発生しています。令和2年度においては、東京2020オリンピック・パラリンピックのラストマイルや聖火リレールート周辺について事業者等と協力をし、落書きの消去を行いましたが渋谷区にはまだまだ多くの落書きが存在しています。

渋谷区の落書き被害の現状

落書きは、所有者の区別なく描かれており、被害にあった建物や施設の所有者の方々は管理責任はありますがその被害に十分対応することは困難です。渋谷区の保有する施設であれば区の判断により落書きを消去することはできますが、民間の施設等はそのような手段を取ることができず、所有者の方に対し消去の依頼をするしか方法がありませんでした。渋谷区は落書きを放置することは景観を損なうのみならず、犯罪率の増加につながる可能性もあると判断してこの事業の実施を決定しました。そこで渋谷区を安全・安心・きれいな街にすることを実現させるために3年間の中でどのようにして落書きの消去に取り組んでいくのか、対象となる地域や施設、令和3年度以降の予定についてこれから紹介していこうと思います。

取り組みについて

〇(仮称)落書き問い合わせセンターの開設
(仮称)落書き問い合わせセンターを開設し、落書きの問い合わせを受け、落書きをされた現地の確認、建物の所有者等の承諾、落書きの消去の手続きを一元的に取り扱います。そして建物の所有者等からの消去の依頼、承諾がある落書きについて区が消去を行います。

〇落書き消去対象の施設
ビル・住宅・電柱・標識・看板等で所有者等の消去の承諾がある施設

〇対象とする地域
渋谷区まちづくりマスタープランで区分けされた5つの地域のうち、令和3年度においては渋谷区周辺地域及び代々木・千駄ヶ谷・原宿・神宮前地域を対象とする。

〇令和3年度以降の予定
令和4年度 対象地域:代官山・恵比寿・広尾地域及び代々木上原・代々木八幡・参宮橋地域
令和5年度 対象地域:笹塚・幡ヶ谷・初台・本町地域

さいごに

落書き消しは以前からも行われていましたが、新たに落書きされたり、一度消去した場所に再度落書きされたりと被害が後を絶ちません。落書きを見ていい気分になる人はいませんし、街の印象も悪くなってしまいます。そのため安心安全で快適な街を目指すために『落書き対策プロジェクト』は必要だと感じます。また本プロジェクトに進展がありましたら報告していこうと思います。
以上、今回は『落書き対策プロジェクト』について紹介させていただきました。ここまでご覧いただきありがとうございました。

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