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【0921_福祉保健委員会】新型コロナウィルス感染症対策について報告

みなさま、こんにちは。渋谷区議会議員の森田ゆきです。 
現在、令和3年第3回定例会の会期中です。(9/13-10/13)渋谷区議会では、
1期4年の任期のうち、常任委員会(4委員会)は2年毎に改変する仕組みと
なっていて、継続する人もいれば、違う委員会へ所属する人もいます。
わたしは、今期より「福祉保健委員会」の所属となり、『福祉部』『健康推進部』を所管しています。

さて、現在猛威を奮っている「新型コロナウイルス」ですが、ワクチン接種状況も進み、第5派の波もピーク時より落ち着きをみせています。

本議会会期中にて、健康推進部より「新型コロナウイルス感染症対策の現状報告」がありましたので、以下、時系列で紹介します。

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渋谷区内では、令和3年6月下旬から新型コロナウィルス感染症の第5派が始まりました。8月に流行のピークを迎え、20歳から40歳を中心に患者が急増しました。1日の新規患者発生数は最大151人。
急速な患者の増加に伴い、入院病床が逼迫したため、国の方針は「自宅療養」を中心とすると切り替えました。

さて、渋谷区の月毎の入院患者数は、8月に最多の313人となり、50歳代が81人と最も多かったです。また以前は殆どいなかった20歳代、30歳代でも入院患者が見受けられ、一方で60歳代37人、70歳24人、80歳以上15人と高齢者の入院数が減少傾向にありました。

9月17日現在、
渋谷区民の発生数は1日20人を下回っています。
※直近は10人です
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患者療養支援

1)自宅療養者の支援
・パルスオキシメーターの配布
・食料品や飲料水の置き配
・電話等による毎日の健康観察実施

2)宿泊療養者の対応
・同居者からの隔離
 >利用される方もいれば、宿泊施設に閉じ込められることを好まない 
  人など、利用したくない!という方もいたようです。
・条件により抗体カクテル療法の実施
 >実際に抗体カクテル利用を希望した方は12件。
 ちなみに「抗体カクテル」は、東京都保健所の判断となり、
 以下三つの点を踏まえて患者の状況をみて医師が判断します。
 ①重症化のつながるリスク因子がある
 ②酸素投与を必要としない軽症等
 ③発症から7日以内

3)入院治療
・患者増加時の入院待機者発生に備えて区医師会・医療機関と連携し
 24時間対応可能な往診体制を確保してます。
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その他、議員からでた質問(一部紹介)
①自宅療養していた方で、亡くなった方はいたのか?
>いません。

②今後インフルエンザワクチン接種とコロナワクチン接種が同時期に行う注意点はあるのか?
>区ニュース、ホームページなどで周知していきます。

③これまで保健所職員の対応に感謝しつつ、職員の皆さんの健康状態等はどうでしたか?
>ピーク時は、100人体制で取り組みました。
本区は、夜中に日を跨いで仕事に対応した職員はいませんでした。
ワクチンが普及した中で、第6波につなぐ対策等、これまでの経験値を活かしていきます。

④疫学調査について
濃厚接触者については、変異株は「マスクをしていても感染した」傾向が見られたので、今後どんな「株」に対し、どんな人を濃厚接触者と対象とするか等、判断していきます。

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参考資料

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最後までご一読いただき誠にありがとうございました✨
引き続き、渋谷区の福祉保健に関する情報を速やかに発信していきます。
よろしくお願い申し上げます。

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