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「令和4年度会第2回定例会_区長発言」

みなさん、こんにちは森田ゆきです。久しぶりの投稿です。
6月1日〜15日まで、令和4年度第2会定例会が開会しています。
初日に区長発言で今後の区政について、説明がありました。
ぜひご一読ください。___________

区長発言

●保健衛生_コロナワクチン接種
重症化予防を目的として、4回目ワクチン接種を実施します。
4回目接種は、60歳以上の方、18歳以上で基礎疾患を有する方その他重症リスクが高い医師が認める方としています。区民の皆様には新型コロナウイルス感染症からご自身を守るためにも接種を検討ください。

●福祉_認知症対策について
認知症の早期発見、早期対応を図るため、認知症検診を実施します。
65歳、70歳、75歳の方に、今月末、セルフチェックリストと認知症検診の受診券を送付します。
希望者には検診を受けていただき、地域包括支援センターやかかりつけ医と検診結果の情報共有をしながら、必要な支援や医療につなげていきます。
また認知症普及啓発イベント「認知症なっても展」の開催を計画しており、3年ぶりに会場での開催を前提にエリアを分けて2回実施する予定です。

●フレイル予防施策について
オンラインを活用した体力測定と運動プログラムを導入し、多くの方が自宅にいながらフレイル予防を実践していただけるよう取り組んでいきます。今後は、地域の身近な場所でフレイル予防講座をSーSAP企業と協働して開催する他、「eスポーツ」等最新デジタルアクティビティ体験が行えるフレイル予防イベントの開催も計画しています。

●防災
9月1日を中心に代々木公園B地区で実施していた渋谷区総合防災訓練を見直し、本年は地域密着の参加型防災訓練「防災キャラバン」として実施します。従来の総合防災訓練は、規模が大きいため展示を中心とした訓練であり、また若者層や子育て世代が参加しづらいなど課題がありました。この「防災キャラバン」では、地域の自主防災組織と連携をして、地区の避難所を会場に、これまで行ってきた消火器の操作やD級ポンプの使用訓練、応急措置法など、実践的な訓練に加え、AR体験や防災ステージなど、家庭で楽しく学べる要素を取り入れます。今年度は、試験的に5地区で開催し、継続的に実施していくための課題の検証を行います。
<スケジュール>
大向地区 6/26(日)9:00-13:00 松濤中学校
笹塚地区 7/9(土)9:00-13:00 笹塚中学校
恵比寿地区 10/15(土)9:00-13:00 長谷戸小学校
神宮前地区 11/12(土)9:00-13:00 原宿外苑中学校
上原地区 11/20(日)9:00-13:00 富谷小学校
※訓練当日は、午前9時までに会場に直接お越しください。

●区立小中学校の建て替えについて
小学校18校、中学校8校のうち、近年建て替えを行った数校を除き、学校施設の老朽化対策は大きな課題です。本区では、令和2年度に「渋谷区学校施設長寿命化計画」を策定し、この計画の具体化のために、このたび「渋谷区新しい学校づくり整備方針〜学校施設の未来像と建て替えロードマップ〜」を発表しました。
本方針では、新しい時代の学びの実現に向けて、シブヤモデルの「未来の学校」の具体的なイメージや整備水準をまとめるとともに、今後20年間で22校を建て替え、新たな小中一貫教育校を設置していくロードマップを示しています。
※「未来の学校」の実現に向けての計画は、追ってまとめてご案内します。

●スポーツ振興について
現在、スポーツ庁では学校運動部活動の地域移行に関する検討が進められており、令和5年度から令和7年度末までを「改革集中期間」として休日の活動を段階的に地域移行していく方向性が示されています。
本区では「シブヤ部活動改革プロジェクト」として「渋谷ユナイテッド」をその推進体制に位置付け、先月から10種目のスポーツ・文化活動を本格化させています。
子どもたちのニーズに即した魅力的なプログラムを用意し、今年度から新たに設置した「料理・スイーツマスター部」や「デジタルクリエイティブ&e-スポーツ部」「ダンス部」などが好評です。
また、各中学校における既存の部活動の地域移行を今後進めていくために、スポーツ部、教育委員会、渋谷ユナイテッドにより一諸条件の検討を行うとともに、「サッカー部」については、先行的に地域移行を見据えた活動に取り組んでいきます。

●渋谷区環境基本計画2018について
平成30年に公表した本計画は、「渋谷区基本構想」を環境面から実現していく基本の計画として、
「暮らし」「みどり・生き物」「資源・ごみ」「エネルギー・温暖化対策」「意識」の5つの分野を柱に策定したものです。区民の皆様や多くの関係者のご尽力の下、この計画に沿って、本区の環境政策は着実に進んでいると認識しています。
一方、近年は、地球温暖化による気候災害が多発し、世界的に温室効果ガスの排出を実質的にゼロにする「カーボン・ニュートラル」を宣言し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。
こうした状況を背景に、本区も「渋谷区環境基本計画2018」について、国や都の動きに合わせて、脱炭素社会の実現に向けた施策を重点に置いた中間見直しに着手します。
まずは、環境問題に関する意識などについて「区民等意識調査」を実施します。2050年に社会の中心的な役割を担う「30代以下の若者」で構成する、仮称「シブヤ若者気候変動会議」を開催します。
気候変動や温暖化対策などをテーマに、若者が何を意識し、どのように行動すべきか議論し、渋谷から発信していきます。これを基に、渋谷区基本計画の改定を進め、2050年につながる内容としたいと考えます。

●廃プラスチックの資源化
いよいよ7月1日よりプラスチックの資源回収が開始します。
「プラスチック新法」が施行され、プラスチック資源化の機運が国を挙げて高まっています。
次世代のために、未来の環境維持に向け、本事業を通じて区民の皆様にリサイクルの意識が一層浸透していくようご協力をお願いします。

●新施設予約システムの導入と区民施設の利用要件の見直し
社会教育館や地域交流センターなどの区有施設は、施設予約システムが導入されている施設が少ないことや、施設ごとに団体登録が必要であるなど、利便性に課題がありました。
今年度後半の稼働を目指して構築を進めている新しい施設予約システムは、対象施設を拡大するとともに、スマートフォン対応で使いやすいインターフェイスにします。また、オンラインで本人確認を行い、来館いただくことなく団体登録できる仕組みを導入します。併せて、施設の利用要件などを見直し、任意の施設で団体登録を行えば他の施設も利用できるようにするとともに、利用区分もわかりやすく整理します。


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