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渋谷区議会 新型コロナウイルス対策 令和2年度 臨時会(補正予算)

みなさん、こんにちは。
4連休の方も多いと思いますが、いかがお過ごしですか?
「GO  TO TRAVELキャンペーン」もスタートしましたが、東京都は対象外ということで、しょんぼりですが、今は我慢の時です。
ウィズ/アフターコロナと共存しながら、『Go Toキャンペーン』は続々と続きます。そもそも、なんとなく進んでいる「Go Toキャンペーン」ってシリーズだってことご存知でしたか?2020年4月に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の一環で16兆8057億円におよぶ補正予算が閣議決定されました。この内、1兆6794億円が旅行・飲食・イベントなどの需要喚起事業としての「Go Toキャンペーン」、飲食需要を喚起する農林水産省が担う「Go Toイート」(飲食キャンペーン)、イベントなどのチケット代を補助する経済産業省の「Go Toイベント」(エンターテイメントキャンペーン)や商店街振興の「Go To商店街」(地域振興キャンペーン)が続いて展開されます。

4月の段階で、主要都市の感染者数増加は予想できませんでしたが、どんどん感染数が増える中、閣議決定された予算とはいえ、感染状況に応じて迅速な対応と判断を期待したいです。

さて、渋谷区議会も7月20日(月)臨時会が開かれて、いくつかの補正予算が組まれ慎重審議の上、賛成多数となり可決されました。以下、4点報告します。

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1. ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費(国庫支出金 10/10)

 94,116,000円
新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯については、子育てに対する負担の増加や収入の減少などにより特に大きく困難が心身等に生じていることを踏まえ、こうした世帯を支援するため、臨時特別給付金を早期に支給します。
<支給対象者>
①基本給付 ひとり親世帯で次のいずれかに該当する人

A:令和2年6月分の児童扶養手当が支給される人(申請不要)
B:新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、収入が児童扶養手当を受給している人と同じ水準となっている人(要申請)
②追加給付
上記Aに該当し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少した人(要申請)
<給付額>
・基本給付
 1世帯50,000円、第2子以降1人につき30,000円
・追加給付
 1世帯50,000円
<実施スケジュール>
7月下旬:区ニュース、HPにより周知
8月中旬:申請不要者に給付金の支給
8月下旬:よう申請者の書類審査及び給付金支給

2.クラウドファンディング支援事業費(一般財源)

 100,000,000円
YOU MAKE SHIBUYAクラウドファンディング

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区内の商業、産業等への支援を実施します。実施に当たっては、株式会社CAMPFIREと協定を締結し、協力を得ていきます。
一般の支援者から集まった支援金と合わせて、渋谷区より1億支援金を追加します。
<実施期間>
令和2年7月22日(水)~9月6日(日)まで
※詳しくは、以下サイトをご覧ください。
https://youmakeshibuya.com/fund/
※CAMPFIRE チャレンジサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/296128
<実行委員会>
渋谷区、渋谷区商店会連合会、一般財団法人渋谷区観光協会、
一般社団法人渋谷未来デザイン

3. 災害対策 避難所・備蓄品等整備費(一般財源)

 59,529,000円
 地震や台風まどによる災害が発生した場合に開設する避難所・自主避難施設での感染防止対策に必要な備蓄品を購入、配備。
区の業務継続の観点から、今後の感染症の再拡大に備えて、職員用の感染防止のための備蓄品の購入、配備も行います。
<備蓄品>
マスク、消毒液、石鹸、パーテーション等
<備蓄する場所>
●避難所33ヶ所
●風水被害の際に開設する自主避難施設(地域交流センターなど)
●本庁舎内その他の防災備蓄倉庫

4. 地域経済活性化事業費(一般財源)

 203,300,000円
<目的>

(1)コロナをきっかけに「区内の消費喚起」により産業の活性化を図る
(2)店舗及び消費者へのキャッシュレス決済の推進による感染防止
<概要>
区内の店舗で、対象のキャッシュレス決済を使用して買い物をした場合にポイント付与
<対象店舗> 区内中小事業者店舗
内訳:ポイント付与原資 1億9千万円 (渋谷区負担)
   本事業周知PR費 1330万円 (店舗ステッカー等PRツール)
<時期> ※予定
 9月:区ニュース、HP等で告知開始
  10月:2週間キャンペーン実施 

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<補足>
昨年500店舗の「Airペイ」分析より、 QRコード決済の利用率No.1は
「ペイペイ」でした。業界シェア70%を占めている。 
キャンペーン対象は、区民以外も対象者です!
このチャンスにお買いものを。
対象店舗には、ポスター又はステッカー等にてお知らせ予定です。

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他、補正予算とは別のコロナ対策事業
◆休業協力金給付事業
都内においては、接待を伴う飲食店を中心に多くの感染者が発生しており、今後、区内においても同様の事態が生じることが懸念されています。
更なる感染拡大を防ぐため、飲食店において複数の感染者が発生した場合には感染症法に基づく調査及ぶ指導とともに、区独自で休業協力要請を行い、協力した事業者に対して休業協力を給付します。
<対象店舗>
渋谷区内にある風俗営業適正化法に基づく届出をしている店舗のうち、
 「接待飲食店等」
 「特定遊興飲食店」
 「深夜酒類提供飲食店」

<休業協力要請>
一つの店舗で複数の感染者が発生した場合、調査により濃厚接触者となった者に対してPCR検査受診を勧奨するとともに、店舗に対して区独自の休業要請を行う。

<休業協力金給付要件>
休業協力要請に基づき14日間を休業をし、かつ店舗従業員の濃厚接触者がPCR検査を受診した場合、店舗に対し50万円の休業要請協力金を給付する。
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以上です。
どうぞ今後の渋谷区のホームページや区ニュースによるお知らせにご注目ください。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


●渋谷区ホームページ https://www.city.shibuya.tokyo.jp/

●しぶや区ニュース https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/koho/news/index.html





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