最近のなんでもないことたち

2月の連続投稿(いつも言っている)がちらついていたので、買い物に行った日などを嬉々としてネタにする。いい機会があってよかった。何を書いても下書きになる人をしていたのでね。

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最近、ハンドクリームを塗ると手がいつもうるうるツヤツヤになるというとても当たり前のことに気づき、ハンドクリーム収集を趣味にしようと目論む。
退職やお礼などのタイミングでもらうことはあっても自分で買うほどではなかったのだが、突然良さに気付く。人生なにが起こるかわからない。おおげさ。

貧乏学生をしていた頃、街に唯一存在していた老舗デパート内のハウスオブローゼ。クラシックプー(鉛筆画っぽいプーさん)のシリーズにずっと憧れていたことをふと思い出した。これを機にとハンドクリームを検索するとシリーズにある。赤と黄色の2種類あったので、店頭で香りを確かめに行く日を楽しみにして生きていた。いざ。

黄色のはちみつとレモンの香りがとても好みだったので購入した。
店舗のお姉さんに他の商品もあれこれ勧めていただいて、洗顔のスターターキットを買ってもいいかなあの気分になった。が、冷静になって「パンフレットもらって帰っていいですか？」とできた。衝動買い回避。
試供品付きのパンフレットをいただけてラッキー。これも、プーさんのシリーズみたいに、今よりちょっとリッチにレベルアップできたときの自分が買えますように。未来に希望を馳せ系。

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変わらず何にも成し遂げていない！は続くが、街に出ても「あーー(虚無)」にならない時期に謎に入ったらしく、ほんのり楽しい買い物になった。
あまのじゃくゆえ素直に受け取れないけどKindle無料ならばと読んだ自己啓発本にあった「感情は自分で選択できる」が効いているらしい。なにごとも、ほんのり良く見る。難しいけど。

不定期で街角に出店している、ずっと気になっていたベーグル屋さんでも勇気を出して購入できるなどして。出店の時期聞いたりして。元気かよ。

しばらく会えてない運転手さんにはまた会えなかった。お会いしたいなあ。

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先週はちょっぴり遠方の友人に会いに行く日もした。
ついこの前まで新幹線片道3時間とか、鈍行4時間とかの体力が有り余っていたような気がする(全くついこの前ではない)けれど、今回は片道1時間少しの旅でも帰り道＆帰宅後の頭痛がひどくてぐったりした。人と会っているときは楽しいのだけどなあ。
「会いたい人には会えるときに会っとけ」は、本当に自分にとってその通りで、こうしてだんだん元気が減っていくのかなあとふと思った。と言いつついつまでもたくさん乗り継いで会いに行ってそうだが。

帰り道めずらしく何の音楽も聴かず、夕暮れからぽつぽつ明かりが灯りはじめるくらいのいろいろな街を車窓からぼーっと見ていた。きっと住まない、いつか住んでみたい街が変わらず憧れで、綺麗で、胸がきゅーっとするのをした。のは、普通に疲労で胸が痛かっただけなのかもしれない。まあなんだってよい。次はどの街に行けるかしら。元気にね。

帰る頃にはすっかり真っ暗になった自分の街も、新幹線で降りるとなんとなく少し良い。いつもは気付かない、自分の街のにおいがする。(※気がした。)

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↑の日のことを、手帳の空白のところに書き留めておく人をするなどもした。我ながら、そんな丁寧な暮らしみたいなことをできている自分に驚く。
益田ミリさん的素敵女性への憧れが強すぎて、さっとイラストとコメントで旅録を書いておけるような人になってみたかった。センスのなさと時間のかかりすぎさ(？)に割と落胆したが、自己満足の世界なのでよい。

センスはないが(あくまでも厳しい)、時間をかけて書いたものはどんな出来でもちょっと愛おしく、出来上がって何度か開いてみたりした。

100円ショップの、2022年10月から始まって→2023年を通って→2024年3月で終わる手帳。もうすぐ終わり。少し寂しい。せっかく凝れるようになったので、次も余白があるやつを買おう。近々100円ショップに行こう〜。

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今、いくら「感情は自分で選択できる」と言ったって、今現在の私の暮らしに外部から心を大きく揺らしてくる出来事、がたまたまない時期なだけなんだよなあ。ともなる。いくら外から心をぐらぐらされようとも、私はそんなことで些細なしあわせやよろこびを見失うような人じゃねんだわ、とか、つよつよになれたらいいなあ。
などと書いている手から、ほのかにはちみつレモン。たくさんたくさん塗って、この頃のことを思い出す香りにしてやるのさ。