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無料の防災グッズ!ハザードマップ!!

YouTube動画は下記サイトからどうぞ

無料の防災グッズ!ハザードマップ!!

これから、梅雨の時期に入ると、

 

毎年のように、

各地で甚大な水害が発生しています。

 

 

 

これまでに

経験したことのないような豪雨により

川が氾濫し、多くの家が水に浸かり、

そして、多くの方が犠牲になっています。

 

 

 

大切な家族、子どもの命を守るために、

最初にすることは、『自分の住んでいる地域について知ること』です。

 

 

 

さぁ、今日から

その時を生きのびるために

一緒に防災について考えていきましょう。

 

 

 

本日のプレゼンテーションは

ご覧の通りです。

 

 

 

まず、確認して欲しいのが【ハザードマップ】です!!

災害が起きたら、どんな被害が出るのかを予測して地図にしたものです。

簡単に見ることができ、一番最初に備えておきたい防災グッズです!!

 

 

 

ハザードマップには

・洪水ハザードマップ

・土砂災害ハザードマップ

・高潮ハザードマップ

・津波ハザードマップ

と様々な災害に対するものがあります。

 

 

 

誰でも無料で見ることができ、

多くの自治体では、印刷したものを無料で配布しています。

地域の役所へ問い合わせてみてください。

また、インターネットで『自治体名、ハザードマップ』で検索!

もしくは、国土交通省の『ハザードマップポータルサイト』を開いて

そこに住所を入力してみてください!

自分の住んでいる町のハザードマップを見ることができます。

 

 

 

しかし、災害が起きるとインターネットは繋がりにくくなるので、

紙で『ハザードマップ』を用意し、

非常持ち出しバックへ入れておくと良いでしょう。

 

 

 

ところで、ニュースでよく耳にする【雨量】

どのくらいの雨の量なのか、想像はつきますか?

報道されている災害情報の【雨量】は、

どのようなものなのかを理解しておきましょう。

 

 

 

それでは、まず

1時間雨量 10から20ミリ 

 

 

 

は、雨の音がうるさい程度

 

 

 

1時間雨量 20から30ミリになると、 

 

 

 

 

いわゆる土砂降りです。

傘をさしてもぬれます。車のワイパーを早くしても前方が見えづらいくらいの雨の量になってきます。

 

 

 

1時間雨量 30から50ミリ 

 

 

 

この量になってくると

バケツをひっくり返したような雨になります。

道路が川のようになり、歩くのは危険です。

 

 

 

1時間雨量 50から80ミリ 

 

 

 

雨が滝のように降ってきます。

傘はまったく役に立ちません。マンホールから水がふき出し、

水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり視界が悪くなります。

 

 

 

いかがでしたか?

報道される雨量を聞いたら

『これくらいだな!』っと、イメージできるようになると良いですね。

 

 

 

けれども、豪雨でなくても、

降り始めから100ミリ以上の降雨量になったら、注意が必要です。

ぜひ、ニュースを見る時には、降雨量をしっかり聞き取れるようになりましょう。

 

 

 

それでは、自分の暮らす地域には

どんな水害のリスクがあるのでしょうか。

子供の通っている学校周辺、通学路、勤務場所の

水害に対する危険度も把握していきましょう。

 

 

 

さぁ!それでは【ハザードマップ】を開いてみましょう!!!

 

 

 

ここでは、

これから梅雨に入ると多くなる水害を想定して、

【洪水ハザードマップ】を見ていきましょう。

 

 

 

【洪水ハザードマップ3つのチェックポイント】

 

 

 

その1   地域の地形と災害の危険性を確認する

まずは、あなたの住んでいる場所や周辺の、自然災害が起きた時の危険性を

確認しておきましょう。

 

 

 

どの河川が氾濫したらどの場所が浸水する可能性があるのか、

被害に遭いそうな場所をあらかじめ調べておきましょう。

 

 

 

それではまず、自分の家の浸水想定からチェックしていきましょう。

 

 

あなたの家がある場所は、何色に塗られていますか?

 

 

地図の端の方に『凡例』として、色別に水深と目安が書かれているものがあリます。

 

 

 

詳しく見ていきましょう。

 

 

まず、

・色なしは、浸水想定がありません

・10から50センチは、床下浸水

・50センチから1メートルは、床上浸水

・1メートルから2メートルは、1階までの軒下浸水

・2メートルから5メートルは、2階の軒下まで浸かる程度

・・・っとなっています。

 

 

このように、水の深さを確認できたら

次に

どのような避難方法があるのかを考えることができます。

 

 

 

避難方法には、3つの方法があります。

その1  水平避難

これは、その場にとどまっていると命の危険があるので、

家から出て安全な場所へ避難する方法です。

 

 

ハザードマップでは、

川のそばで、赤い点線で囲まれていたり、斜線がついていたりします。

川から水が溢れると、その激しい流れで家が壊れてしまうなどの危険性

があることを知らせています。

家屋倒壊等氾濫想定区域に指定されている場合には、

安全な場所へ避難することを選びましょう。

 

 

 

避難方法その2  垂直避難

家や建物の高い階へ移動することで難を逃れる方法です。

 

 

ハザードマップには浸水継続時間が書かれたマップもあります。

浸水してきた水が引くまでにどのくらいの時間がかかるかという目安です。

逃げ遅れた時は、垂直避難をするしか仕方がないのですが、

無事に避難ができたとしてもすぐに助けが来ない状況になってしまうと、

かなりの時間を建物で過ごすことになります。

浸水継続時間が長期間に及ぶ場合は、水平避難も考えておきましょう。

 

 

 

避難方法その3  在宅避難

家にとどまって避難生活を送ることです。

浸水や土砂災害のリスクがない方は在宅避難ができます。

 

 

あなたのベストな避難方法はどうなっていますか?

 

 

 

次に

洪水ハザードマップ3つのチェックポイントその2 避難場所を確認する

 

 

どこにどんな指定避難所があるのか、避難場所への避難経路も

確認しておきましょう。

 

 

ここで大事になってくるのが、指定避難所が安全とは限らない!?と

いうことです。

過去の豪雨災害では、指定避難所の1階部分が完全に水没していた

ということがありました。(令和2年7月熊本県)

指定避難所の27%が、浸水や土砂崩れの恐れのある場所に立地していることが

わかったという記事があります。指定された避難場所が必ずしも

安全とは限らないということを覚えておきましょう。

 

 

また、災害によって避難経路は変わってきます。地震や土砂崩れには有効でも、浸水時には危険区域になってしまうなど、災害によって安全な避難場所が違う可能性があります。災害に合わせて、いくつかの避難ルートと避難場所を想定しておきましょう。

 

 

 

洪水ハザードマップ3つのチェックポイントその3  防災散歩をしよう

 

 

ハザードマップでリスクを確認できたら、今度は実際に歩いてみましょう。

子どもと一緒に、ペットと一緒に、夜のウォーキングに、

『今日は、どの災害避難コースで歩こうか!』とシミュレーションをしながら

実際に歩いてみましょう。

自宅から避難場所、子ども園、学校、公園、よく遊びに行くお家など、そこまでのルートを歩きます。

 

 

 

災害時には、道一本を境に生死が別れるような究極の選択をするかもしれません。

 

 

 

少しでも危険の少ないルートで避難できるよう、事前にリスクを把握しておくことが大切です。

 

 

 

また、ハザードマップでは、災害が発生した際に通行規制になる可能性も確認できます。どんな災害でどのルートが交通規制になるか事前に把握することもできます。

 

 

 

ここで防災散歩のポイント

その1 どの道が浸水しやすいのか

普段歩いていると気がつきませんが、川との位置関係・土砂災害の危険性・

土地の高さ(標高)も確認しましょう。

昔、川が流れていた場所、ため池があった場所などは浸水リスクがあることが

多いです。

また、道路を掘り下げて、道や線路の下をくぐるようにしたアンダーパスは、

見てわかるくらい土地が低くなっていて、水が集まりやすい場所です。

アンダーパスを通らない別のルートを考えておきましょう。

これらのことは、内水氾濫ハザードマップの色がついているところを見て確認するとよいでしょう。

 

 

 

防災散歩ポイント

その2 転落の危険を察知せよ

蓋のない側溝、用水路などは転落する危険もあります。

ちょっとした溝や小川や、マンホールも危険な落とし穴です。

ゲリラ豪雨のような強い雨の日には、別の道を通ることにしようと決めておく

とスムーズに避難できます。

 

 

 

毎日の、お散歩を避難場所までの避難ルートにしておけば、いざという時

スムーズに避難できます。

 

 

 

水の勢いは人の想像を超えます。

あっという間に水が勢いを増し危険レベルに。人々の予測を超える速さで水が襲いかかり、被害が出ます。

水のスピードの速さや威力を甘くみないこと。豪雨や台風などで水の危険を感じたら、すぐに逃げる。

避難イコール特別なことではない

と意識しておきましょう。

 

 

 

自分の命は自分で守るのです。


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