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本好きはどう本を選んでいるのか?【リアル本屋編】

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

みなさんはどう本を選んでいますか? ベストセラーからでしょうか?それともアマゾンのレビューを見て選ぶでしょうか?それとも友人におすすめされてでしょうか?

今日は、私の「本の選び方」についてご紹介していこうと思います。今回は、自分で足を運んで書店に赴いた時の本の選び方です。

1.作家買い

好きな作家さんの作品は必ず買うようにしています。石田衣良さんや角田光代さん、原田マハさん、森見登美彦さんなど、自分にあった作風とわかっているので、絶対に面白いと信頼を置いているので買います。

最近気づいたのですが、その先生たちの新作がどんな物語であれ、買っていることに気づきました。あらすじすら読まず、レジに向かいます。私は、先生のファンなので、これからも先生に書き続けてもらうために、必ず書店で新品を買うか、もしくは電子書籍で買うことがこだわりです。先生へのお布施ができるチャンスを、みすみす逃したりはしません!

2.POP買い

自分の知っている作家以外の作品を買うときは、圧倒的にこれが多いです。書店にいくと、本の紹介がされているPOPがあると思います。出版社が作っているPOPもあれば、書店員さんが自ら手書きで描かれているPOPもあります。私は、書店員さんが描いた、思いのこもったPOPにめっぽう弱いです。

本に携わり続けた書店員さんの渾身の思いをこめて書かれたPOPの力強さといったら。私はそれを描いた方を知っているわけではないのに、勝手に知り合いにすすめられているような気持ちになります。

同じ系列の本屋であっても、POPがついている作品は違うので、POPを見に行くだけでも面白いと思います。ちなみに、私のお気に入りのPOP職人がいるのは、三省堂書店さんです。

3.衝動買い

意外と侮れないのが、自分の衝動です。最初の興味喚起は書影やタイトル。まず表紙やタイトルの第一印象で手に取る・取らないが決まります。気になった作品があったら、最初の1〜2ページを読む。すると、大体、先生の文体の雰囲気がわかってくるので、自分に合う・合わないが判断できます。もちろん、話の展開まではわからないので、地雷を踏むこともあります。でも、そんな博打が楽しいのも事実です。

衝動買いで自分に合う作風に出会えたらヨッシャー!と思います。ある意味ゲーム感覚で、応援する作家さんを広げている感じがします。

また、個性派本屋さんに行くときは「衝動買い」しかしないです。店主さんの趣味・趣向を楽しみながら、自分だったらどの作品を持ち帰りたいかな〜なんて、棚を見ながら選ぶのがとても楽しいです。自分の直感を信じて本を持ち帰る経験は、何事にも変えられないワクワクが詰まっていると感じます。


本を買うと言うことは幸せな時間を買うと言うこと

リアルな本屋さんに行くと、気の赴くままに本を見て、気の赴くままに手に取り、レジに並ぶ。そんな体験がとても楽しいです。お気に入りの作家さんの新作を腕に抱えながら、書店員さん渾身のPOPに目を通したり、自分の直感で本を選んだり、どれを持ち帰ろうかなと考える時間がとても豊かだなと思います。本を買うということは、幸せな時間を買うことだと思います。

みなさんはどうやって本を選びますか?ぜひ教えてください。

ではまた〜


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