2023年の目標は「動く」こと!
「私ってライターに向いていないんじゃないかな」
昨年、私はライターとして深い悩みの中にいました。ライターを続けるのか、それとも辞めるのか、ずっと考えあぐねていたのです。出だしから重い感じになってしまってごめんなさい。でも今では、こうした苦しい時期があったからこそ、自分なりの新たな目標を見つけられたのかなと思っています。
2023年に立てた目標は「動く」です。何を?というのはあとでご紹介するとして、まずは2022年のターニングポイントから振り返ってみようかなと。よろしければ、しばしおつき合いください!
2022年の振り返り
どうして「私ってライターに向いていないんじゃないかな」と悩むようになったのか、そしてどのようにして苦しい時期を乗り越えたのか。この2点が2022年を語るうえで外せないポイントなので、簡単に振り返ってみます。
①初のブックライティングに挑戦
昨年、初めてブックライティングをした不登校関連の本が出版されました(奥付にクレジットが出ていないので具体的な書籍名は控えます)。これまで書籍の一部を分業で執筆することはあったものの、インタビューから執筆まで1冊まるっと担当したのは初めて。そのためこの本が、実質的なブックライターデビュー作となります。
12時間におよぶ著者インタビューをおこない、膨大なデータの中から必要な要素を抜き出し、パズルのように組み合わせていく。簡単なことではないとわかっていたけれど、実際にやってみると想像以上に骨の折れる作業でした。何より10万文字の文章を書くのが本当に大変!
仕事が決まってから脱稿するまでの2カ月間、遅筆の私はほかの仕事をすべて断りブックライティングに全精力を注いできました。初めてということもあり、気合いが入りすぎていたのでしょう。原稿を書き終えた途端、燃え尽き症候群のような状態に陥ってしまいます。
それからなかなか気持ちを立て直せず、文章を書いてもなんだかしんどい。こうして「私ってライターに向いていないんじゃないかな」という悩みのループに突入しました。
②「さとゆみビジネスライティングゼミ」に参加
燃え尽き症候群から抜け出すきっかけとなったのが「さとゆみビジネスライティングゼミ」に参加したことです。人気ライター・佐藤友美さんが主催する講座で、書く技術を学ぶというよりも、みんなで書くことにひたすら向き合う。そんな骨太なイメージの内容でした。
しかし、これがよかった。提出した課題は毎回、赤字がビッシリの状態で戻ってきます。ここ数年は赤字らしい赤字をいただく機会がなかったので、かなりの衝撃を受けました。だからこそ「私ってライターに向いていないんじゃないかな」なんて悩んでいる暇がないほど、毎週が真剣勝負。同期の仲間たちと「今回も大変でしたね」と語らう時間によく癒されたものです(笑)。
あたたかく、かつ刺激的な授業を受け、3カ月間の講座が終わるころには書く楽しさを再び感じられるように。ちまたでは講座を受けることに対してさまざまな意見があるようですが、私はこの講座に申し込んだ自分を「よくやった!」と褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。
2023年の目標は大きく分けると2つ!
燃え尽き症候群から抜け出せず、省エネモードで働いていた2022年。しかし、今は書く楽しさを取り戻し「やるぞ!」と意欲に燃えています。2023年の目標は大きく分けると2つ。仕事とプライベートでそれぞれ目標を立ててみました。
①書くことに関する仕事に多く携わる
まずは仕事。昨年はお声がけいただいた仕事に取り組むのみで、新規案件の獲得には消極的でした。でも今年はインタビュー記事を中心に、積極的に営業をかけてみようかなと思っています。やっぱり憧れのメディアで記事を書いてみたい!
そしてありがたいことに、モチベーションが上昇するのと同時に仕事のご依頼も増えてきたんです。不思議なものですね。その中には編集者としてのオファーもありました。
2019年に地域情報誌からWebメディアに活動の場を移したわけですが、それ以降は紙・Webを問わず編集に携わる機会がめっきり減ってしまいまして。今回は正式な編集者として働けることになったので、これを機に仕事の幅をどんどん広げていきたいなと思っています。ブックライティングにもまた挑戦してみたいな。
②推し活も楽しみたい!全国の仲間に会いに行く
ライターとしての自信をなくしていた昨年、私を支えてくれたものの1つが「推し活」です。2021年にデビューしたボーイズグループ「BE:FIRST」(ビーファースト。以下ビーファ)をオーディション時から応援しているのですが、Twitterでたくさんの仲間ができました。
推し活用のTwitterでは、仕事の話はほぼゼロ。ひたすら推しについて語り、愛をつぶやいています。ファンのみんなはささいな内容にもいいねやリプライで反応してくれるので、自己肯定感も爆上がりです(笑)。私が仕事で悩んでいることは推し活用のアカウントで公にしていなかったけれど、そうした何気ない交流が励みになり、支えとなりました。
関東に住んでいる仲間とは、ビーファがロケをおこなった場所に出向く「聖地巡礼」をしたり、DVDをカラオケ店に持ち込んで鑑賞会をおこなったりして充実した日々を過ごしています。でも北海道から沖縄まで、日本各地にまだ会ったことのない仲間がたくさんいるのです。だから、今年は仲間たちに会う旅に出たいなと考えています。
2023年は大きくジャンプするだけ!
ライターとして長く停滞することになった2022年でしたが、個人的にはこれから飛躍するのに必要な1年だったと思っています。よく「大きくジャンプする前には思いっきり低くしゃがみこむ必要がある」といいますよね。まさにそれです。
決して慢心することなく、高みを目指したい。今はそんな気持ちでいっぱいですし、これからもずっと忘れずにいたいです。出会いに感謝しつつ精進し続けますので、皆さま本年もよろしくお願いいたします!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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