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短歌:01 過去作品 25首

タイトルのセンスがない。すみません。

InstagramやTwitterに写真×短歌として載せているものをまとめました。

「また今日も殺してしまった。」そう言って電車はいつも泣きながら、朝

限界はすぐそこまできているあとごめんなさいを何回言えば

泣きながら祈り続ける幸せな日々が欲しいとそれが嘘でも

大丈夫悲しい時はかなしいと言っても良いと知っているので

生と死のふたつの海で生きるでも死ぬでもなくただ空を見ている

この暗闇が好きですか沈黙の隙間漂う死の気配すら

死はいつも隣り合わせで私たち正しいままでいれなかったね

普通にはなりたくないと思ってた普通に生きることすらできずに

ひとりでも生きていけるし、ひとりでもご飯を食べる。泣いたりもする

月のない夜を見たんだ代わりのいない場所から逃げだせたんだね

質問があるのですが、「孤独」とは春夏秋冬どの季語ですか?

わたしにもいいねをくれるあの子はきっと誰にでも、誰でもいい子

本当は全部見ていた君のした楽しいだけに火をつけて。ほら 

ぼくはただきみに日々をみせたかったあってもなくてもいいくらいの

憂鬱と君に縋った寂しさが涙を拭う暇もくれない

つまらない映画の話とかしたいそのためだけに会いに行きたい

好きなとこいっぱいあるけどいちばんはエンドロールもちゃんと見るとこ

猫の毛がついてる背中なんとなく優しい人のような気がして

明日死ぬと決めていたのに首を吊る紐の配送遅延の知らせ

メビウスのカプセル潰すだけの日々積まれた本がこっちを睨む

町を街、聞くを聴くと書く人が好き。寝るより眠る人でありたい 

着たいのか、着せられたのか分からない試着室には孤独が似合う

助けてと叫ぶ気力もなくて買ういつもと同じコンビニ弁当

同じ曲が好きだったね愛なんて大袈裟でそれだけでよかった

君が好きだから私もこの曲を好きになりたい無理かもしれない


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