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短歌:03 「暗闇」10首



「幸せはそこになければないですね」探すことすらしないのか、神


そのまんま、そのまんだよ絶望は思った通りの形をしてる


終点に希望の残骸だけがある誰かが忘れたもしくは置いた


天国は意外と暗い こんなとこ来なきゃよかった生きればよかった


現実の壁がどこにも見あたらず 彷徨う僕らを「平和」と言うな


薄れゆく意識の中で暗闇の中にも光あるのだと知り


暗闇の中で掴んだ気がしてた希望は全部偽物でした


朝焼の光の中で生きているたまに暗くてたまに明るい


「大丈夫。死を恐れるな」くり返し言い聞かせ今ドアノブに手を


月に名を刻む仕事をしていますここは大きな大きなお墓



新人賞に応募する短歌を考える日々です。
おかげであまりnoteに出すものがない…

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