とりあえず元気だよ

また人混みを避けろ!だの不要不急の外出禁止!だの言われる世の中になってきたので、生活用品の買い出しは人が多い時間帯を避けて夜遅い時間帯とかに行くことにした。
これはそのとき夜道を歩いていたら、街頭に照らされていた木陰がめちゃくちゃ綺麗だったぜ。っていうやつ

個展「アンサングスプリング」開催まであと1ヶ月ちょっととなった。
開催が決まってから今日までの出来事を振り返る。

ある時期は制作も生活も仕事もうまくいかず自己肯定感が地の底に落ちた。
人から向けられる好意とか褒め言葉が怖くなった。
でもそうして他人を遠ざけたら寂しくなった。
ただ他人とは近づきすぎず遠すぎず適度な距離感保っていきたいのであなたとわたしのココロの間に作品があればいいね、って結論に至った。

ある時期は芸術が不要不急と言われる世の中で自分の作品は観てもらえるかもわからなくなってなんだか虚しくなった。
その度に誰かの作品を観ては、ああ1人じゃないんだな、同じ夢を見ている人がいる、厚かましく聞こえるかもしれないけどこの人たちもわたしの仲間だ、って気持ちになった。
それが制作の糧に、生きる糧になった。
果たしてこれは不要不急と言われるものであろうか?
わたしはそうは思わない。

紆余曲折ありながらもとりあえず準備が進んでいる。
紆余曲折だらけだった。
今日はストレスの反動からなのかわからないが体調を崩してしまって仕事を休んでしまった。幸いコロナではなかったしクソマズい薬貰ったのでなんとか復帰できそうだがこんなに調子悪いことあるだろうか。これも紆余曲折だろうか。だとしたら今も紆余曲折しちゃってる。紆余曲折言いすぎてゲシュタルト崩壊起きそう。バカヤロー!

振り返ればいろいろあったんだな。
体調悪くて孤独を感じたのでそれを埋めるべくいま横になって文章を打っているが、とりあえず体調は戻りそうなので次描く作品をどういった構成にするか考えている。

次の作品は大切な人たちに花束を捧げるような気持ちで描くつもりだ。それは特別だけど、周りから見たら特別じゃないみたいな、そんな絵になるんじゃないかなと思う。
わたしにとっての大切な人って心に光を灯してくれた人で、この世の中もこの世界の人たちも捨てたもんじゃないよって教えてくれた存在でもある。
だから添える言葉は愛してるとか好きだよとかそんなんじゃなくて、あのドラマめっちゃ面白いよとかあの人めっちゃ良い人だよとかそういうことばっかりで。その人が愛する世界が、より一層楽しいものになればいいなって。
創作活動を通じてわたしが伝えていきたいことってたぶんそこらへんにあるんじゃないかなと感じる今日この頃だ。

「アンサングスプリング」は「言葉にならない春」という意味で、それは自分の気持ちを相手に伝えることが苦手な自分自身を指している。
春になればどうせみんな忘れるから好きなだけ暴れてやる、という考えから生まれたタイトルだ。

でも今回準備を進めていく中で、たくさんの人たちに支えられていることに気づいて、「とにかく自分が楽しめる展示会にしたい」という考えから「自分にとって大切な人たちがちょっとでも笑ってくれればいいな」という考えに変わってきた。

本音言うと笑わせられる自信はない。
でも、言葉になんかならない、賞賛されるはずがないって思っていたわたしの世界が、誰かの存在で言葉以上に美しくてかけがえのないものになればいいなって思っている。
その願いを「アンサングスプリング」という言葉に掲げようと思う。

色々語っていたら取り留めもない感じになってしまった。
何がともあれ、個展は3月7日から13日まで。
色々大変な世の中ではあるけど、やる方針でいるよ!

気が向いたらおいでね。


これは先月憂さ晴らしに買った女の子グッズ

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