インスピレーションをくれる3つの旅
まだ取れていない夏休み。どこに行こうかと考えている。
旅というと思い出すのは、ルイ・ヴィトンのコンセプトが「旅」だということ。ヴィトンに勤務していた友人から教わった時には、単なる高いブランドではないのかと衝撃を受けたのを覚えている。
その話を耳にしたきっかけが、「自分らしさに気づく4つの方法」というティップスを彼に話したことだった。こんな話を対話的に聞いてくれるなんて、なんて優しいやつだと今更ながら思う。
その4つの中に入っている「旅すること」について、今日は書いてみたい。
ちなみに、先週、打ち合わせで会社の同僚に「宮澤さん、note書くのが忙しいからな」といじられたが、強靭なハートを持って、今日も書こうと思います。しかも、仕事に関係ないことを。
旅とはイマココを離れること
インスピレーションを得るために、旅することが役に立つよね。とか、逆に、旅することでインスピレーションが得られたという話を耳にするが、旅とはどんなものがあるのかをメタ的に考えてみた。
・旅からインスピレーションを得られるのはなぜか。
・旅というものがやっている本質的なことはなんなのか。
その答えとして、
うむ、旅というものは役に立つ。
では、旅というものには何があるのだろうか。すなわち、イマココを離れるためにはどのようなことが考えられるだろうか。
3つの旅
旅すること、イマココを離れるためにできることには3つある。
ひとつめは物理的な旅。すなわち、移動する旅のこと。ふたつめは役割の旅。自分がいつも担っている役割から離れる。そして、3つ目は、時間軸の話だ。過去や未来をうろうろしてみること。
1. 物理的な旅
実にわかりやすい。普段過ごしている場所から離れる。一般的にいう、移動を伴う旅だ。こないだ聞いたが、通勤路を変えるだけでも、脳に良い影響があるらしい。これも、物理的にいつもと違うことをすることで、インスピレーションが得られることの一つだろう。
国内の地方を訪れて、東京と比べる。海外に行って、日本と比べる。他の国と比べる。そして、地球を飛び抜けて、改めて地球を見ることで、新たな認識が広がる。物理的に、どこかに行ってみることはパワフルだ。
2. 役割の旅
実は今回のnoteを書くきっかけになったツイートが@capibara212(cappy)さんのものだ。
これは端的に役割というもので、同じ事象(イマココ)の捉え方が変わる。そして、そのことから実は色々なインスピレーションを得ることができることを捉えることができるような気がしてならない。
もっと噛み砕いていうと、実は、「相手の身になって考えよ」。それだけで、実はインスピレーションが湧くし、イマココの解像度というものがとても上がることだ。
3. 時間軸の旅
これは、結構、内省的な旅とも言え、個人的にはとても面白いものだと思う。
自分の過去の日記を振り返ることで自分の理解が深まる。将来の目標、こうなりたいのだという姿を思い浮かべ、今の自分と比較することで、今ここの自分の理解が実に深まる。
これは、何も、個人に関することだけではない。会社活動についても同様に、過去・未来の時間軸を動く旅は、当然のように行なっている。
どこから始めるか
友人とこの3つの旅について話していたら、こんな風に問いかけられた。
どれがいちばん大事なのかな
おお、そこまで考えていなかった。
しばらく、うーんと考えて、
「実は、物理的な旅が、他の旅にも影響しそうだね」
と伝えたてみたら
そんな気もしますね
と返答がありました。
ということで、改めて、インスピレーションを得るために、取り損ねた夏休みに、どこに行こうかと思いを馳せました。
[Profile]
宮澤佑輔 | Supershipグループ 経営戦略本部 ビジネスプロセスデザイン室室長・事業管理部部長 | ファイナンス・ビジネスプロセス・組織開発 | PwC(監査)・KPMG FAS(M&A/Strategy)・サイバーエージェント子会社(暗号資産/ブロックチェーン)を経て現職 | 公認会計士 ヨガ講師資格保有
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