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2019年9月の記事一覧
環境問題でグレタさん(16)「大人のほうが未成熟」
日本をふくむ世界の若者が参加した「環境ストライキ」の提唱者・スウェーデンの16歳、グレタさんが、ニューヨークの環境行動サミットにあわせて行われたイベントで、5分間、発言した。
“The eyes of all future generations are upon you. And if you choose to fail us I say we will never forgive you.
学校英文法が今も信じられている理由
なぜ学校で教える英文法では英語が話せないか。
車の部品の説明をうけたり、うまい運転の見本を見ても、自分で運転できるようになるとは限らない。
「関係代名詞」の説明をうけて、立派な例文を見ても、自分で英文がつくれるとは限らない。
それでも学校英文法がいまも信じられているのは、ほかに有力案がないからだろう。
英文法を変えるとすれば、大学教員や本格的な研究者が取り組む必要があるが、なぜそういう人が
英語と日本語は対応している?
言語学の池上嘉彦氏(東京大学名誉教授)が、こう書いている。
「大学での毎年の入試答案の採点、それから通常の授業や期末テストでの学生の応答ぶりー
こういったことを通じてしばしば得る印象は、英語の単語の一つ一つにそれぞれきちんと対応する意味を持った日本語の単語がいちいち存在するとでも思っているのではないか、ということである。
まさか、と思ってはみるのであるが、そういう機会が余りにも多すぎる。」
”I” を共有しているという気づきが人格の源泉
”I” は、「話し手」という概念の表現。
私たちは、他人も ”I” つまり話し手であることを知っている。
だから、日本語では相手のことを一人称=話し手として呼ぶこともあった。
「われは京(みやこ)の人か。いづこへおはするぞ」(『宇治拾遺物語』)
you も、he も she も、みな”I”をもっていることへの気づきは、他者を尊重する精神=人格の基礎でもある。
1963年8月28日、 "I