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トランス・ボイス/TransVoice

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英語の発音で、ひょっとしたら人生が変わるかもしれません。 大学の英語科で実践した発音体得のコツを紹介。
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2018年9月の記事一覧

英単語を覚えるには、発音の仕方を決めてしまおう

英単語を覚えるには、発音の仕方を決めてしまおう

ある人と話していたら、「英語の単語がなかなか覚えられなくて。日本語なら、知らない言い方でも、わりとすぐに覚えられるのに」とつぶやいた。

外国語の単語が覚えにくい原因のひとつは、発音に自信がないからだろう。

日本語なら、読めない漢字に「ふりかな」を打てば、発音が的確にわかるので、安心して記憶できる。

英語の場合なら、辞書に載っている発音記号をきちんと理解していれば発音のあいまいさはなくなるのだ

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英語の発音は個人の選択

英語の発音は個人の選択

山崎真稔(まさとし)『オーストラリアとニュージーランドの英語』(玉川大学出版部、2009年)

オーストラリア英語の世界では、米英の英語をもとにしたIPA(国際音素表記アルファベット。日本で発売されている英和辞典はこれに準拠している)にたいして疑問が起っていることを紹介している。

そして、日本でも新しい発想が必要だと提言している。

筆者によれば、日本人が英語を話すとき、母音は7つ言えればよい。

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