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【メキシコ通信】インフラが整っていることがいかに幸せであるかが分かる国

みなさん、こんにちは。三上結香です。
ただいまメキシコからこの記事をお届けしています。

12月に入って、私は友人や親戚に会いにメキシコに来ています。
親戚がメキシコ人でありながら、私自身メキシコに来るのは初めてなので、数ヶ月前にメキシコ行きを決めた時からこの旅を楽しみにしていました。

今回の旅の目的は2つ。
1つは、14年ぶりに友人に会うこと。そしてもう1つは、叔父を亡くして悲しみに暮れていた叔母を外に連れ出すことです。
もちろん、綺麗な景色や世界遺産、現地の食事や文化などを楽しむことも好きですが、どちらかというと私にとって旅行は、誰と行くか、誰に会うか、誰と楽しむかの方が大事です。だから、今日も叔父の家のプールサイドで、朝から叔父と一緒にパソコンを開きながら仕事をしています。

Tulum, México (叔父さんの家のコンドミニアム)

とはいえ、せっかくメキシコに来たので、メキシコについても書き留めておこうとnoteを開きました。

Quéretaro(ケレタロ)、Peña de Bernal(ペニャデベルナル)、San Miguel de Allende(サンミゲルデアジェンデ)、Guanajuato(グアナファト)、Cancún(カンクン)、Tulum(トゥルム)、Ciudad de México(メキシコシティ)…
今回の旅の行程です。それぞれの場所の良さについては、旅のインスタグラムにて紹介しているのでそちらをご覧ください。

「危ないところだから気をつけて」と言われる国

今回、メキシコに行くことを伝えると、皆から口を揃えて「気をつけて」と言われました。それもそのはず。メキシコはスリやドラッグなどが蔓延している国だからです。

以前観た映画の感想をこちらの記事にまとめていますが、監督によるとこの映画で描かれていることは現実に起こっていることだとのことです。

この映画を観た後のメキシコ旅行は、それは恐怖しかないですよね。
誰も信用してはならない、いつ何が起こるかがわからない、それがメキシコだと思っていましたし、実際にそうだと思います。

私の場合は、知り合いがいるおかげで現地で1人になることがないとわかっていたことと、同じ中南米のアルゼンチンに住んでいた経験や、スペイン語が使えるため強行突破できたと思います。そうでなければ、怖くて来れなかったでしょう。

日本の場合はどうでしょうか。「日本に行く」と海外で友達が誰かに伝えた時、これほどまでに「気をつけて」とは言われないのではないかと思います。日本の治安の良さは世界でも有名ですよね。

Guanajuato, México

安心して外を歩けない国での生活

今回14年ぶりに会ったケレタロに住む友達は、ケレタロの良さをめいいっぱい語ってくれました。

友達がケレタロに住む1番の大きな理由は、治安が良いからです。友達夫婦の家族が遊びに来ると、皆治安の良さに驚いて、ケレタロに住みたい!とファンになって帰っていくとのことです。

彼女はメキシコシティ付近の街出身ですが、地元では怖くて外を1人で歩けないそうです。夜は誰につけられているかわからない、誰がいるかもわからない、常に自分の身の回りのものはもちろん、自分の身の安全のことを心配しながら生活していたそうです。男性なしに夜、外に出ることも叶わないそうです。

今回、私のフライトが夜だったこともあり、1人で車を走らせることすら怖いので、旦那さんまで休みを取って私に付き合ってくれました。それくらい、何をするにも恐怖が付き纏うなんて、日本では考えられないです。

叔父さんや叔母さんも、別れた後の私のことを常に心配してくれています。泊まるホテルが街のどの地区にあるのか、周りに何があるのか、どういう道を通ればいいのか、何をしては行けないのか、細かく教えてくれます。

アルゼンチンにいた時は、夜中まで人が溢れていて、バスで夜明けに一人で家に帰ることもありましたが、それは私が住んでいた場所が治安のいい場所だったからです。一本、大通りを超えて治安の悪い街に入ったが最後、バスを降りるなと言われたのを覚えています。
私が日本で、今でも大通りから離れたところには怖くて住めない理由はこの経験から来ています。

今から12年も前の話ですが、いまだに同じことが起こっていることにも驚きですし、外国人ではなく現地で生活している人ですら気をつけているというのにも驚きです。

Quéreraro, México

インフラが整っていることのありがたさ

私は海外が好きですが、それと同じくらい日本が好きです。
海外に行けば行くほど、日本の良さがわかります。生活しやすいし、働きやすい。

治安の良さはもちろん、トイレが綺麗で、街にはゴミが落ちていなくて、人も教育されていて、いい国だと聞いていると海外の友達は皆言います。そして、私もその通りだと思います。

日本では海外のように家にプールがあるなんてことはありませんし、部屋の狭さはもしかしたら比較して苦痛に感じるかもしれませんが、それ以外は快適そのものです。
同じ学歴でも肌の色やどの地域出身かで仕事の幅が変わるなんてこともありません。努力さえすれば、安心して生活し続けることが可能な国だと思います。海外の友人が日本に住むとなるとまた別の話だとは思いますが、日本に生まれた日本人として、日本で生活をすることはこの上なく快適だと思います。

仕事をする上でも、日本のようなインフラを整えたいと強く思います。
不安や恐怖を抱えながら生活をしたり、仕事をするのは辛いでしょう。皆が安心して仕事をしながら生活ができ、安心して人生を楽しめるように、人々のお役に立ちたいと思います。

結局、メキシコのことを全然書いていないような気がするので、またメキシコについては写真と共にまとめてみます。ピラミッドなどの遺跡も含めて、アステカ文明やマヤ文明のこと、そして私が今回感銘を受けている信仰深さについて、帰国したら書いてみようと思います。

拙い記事になりましたが、間も無く家を出るので本日はここまで。
お読みいただきありがとうございます。


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