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旅先銭湯 東海編
5月の土日、銭湯に入る旅に出ました。
だいぶ時間が経ってしまった…
行き先は名古屋。日曜には以前からずっと行ってみたくてうずうずしていた三重県伊賀の銭湯にも脚を伸ばしました。
一軒目 はぎの湯さん
(名古屋・北区)
名古屋駅からバスで30分ほど。
広い幹線道路沿いの建物はダークトーンで和モダンな雰囲気。
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はぎの湯さんは若手経営者が自分の手を入れながら、少しずつ進化している銭湯。
高瀬さんにお話を伺うと、本当に頭の回転が速く、様々なアイデアをあたためており、は「周りの店舗の人たちとつながって輪を広げていくこと」と仰っていて、銭湯に止まらない地域活性化を目指して頑張ってらっしゃるんだなあと感心しました。
はぎの湯さんは普通の大きめの主浴槽(電気風呂スペース付き)横にぬるめの薬湯浴槽があり、離れて寝湯とジェットバスがあるんですが、この大きい主浴槽に天井の湯気抜き兼明かり取りから日光が降り注いで、まるで「神様が入浴なう!」な神々しい雰囲気でした。
開店直後の時間帯に入浴していただき、あの天使がラッパを吹いてる感、ぜひ体験していただきたいです…。
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二軒目 比良温泉さん
(名古屋・西区)
比良温泉さんで「面白い!」と思ったのは、男湯の外気浴スペースが脱衣所を出て、フロント横を通って、玄関から外に出て玄関横の外にあることです。フロントでお金を払っている時から、しょっちゅう腰にタオルを巻いた男性が男湯脱衣所から出てきて外に出ていくので「なんで?」と思ったらそういうシステムかー、と感心しました。
比良温泉さんのお湯は薪で沸かしているそうです。それで身体の芯まであったまるのかぁ、と納得。電気風呂、ジェットバス、気泡風呂、打たせ湯、サウナ、水風呂と浴槽の種類も豊富でした。
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お風呂のあとのお楽しみといえば湯上がりドリンクですが、東京に住んでいる私にとっては珍しい飲み物がたくさん冷蔵庫に並んでいて、目移りしてしまいました。迷った末、ダイヤレモンというレモンのサイダーにしましたが、スマックゴールドというクリームソーダ味の瓶飲料もあって、それも飲んでみたかったな…。
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三軒目 杉戸浴場さん
(愛知・一宮市)
杉戸浴場さんも、前から行ってみたかったお風呂屋さん、お母さんと娘のお二人でお湯を沸かしている街の銭湯です。
杉戸浴場さんのペンキ絵について取材記事がありました。こちらの記事から、実際の絵の様子がご覧いただけます。
四軒目 白山温泉さん
(名古屋市西区)
白山温泉さんは日曜の朝湯にお伺いしました。
日曜だけ8:00〜12:00まで朝風呂営業されていて、一旦閉店後15:00からまた開店されます。
白山温泉さんの個人的に好きなポイントは、ドライサウナとスチームサウナ二種類を楽しめるところと、露天の岩風呂です。いつもやっているかは分からないのですが、私がお邪魔した日は露天岩風呂が薬湯になっていて、漢方のいい匂いが漂っていました。朝の光の中で漢方風呂につかるなんて、それだけで健康増進によさそう。露天風呂のお向かいにスチームサウナが設置されていて、2人入ったら一杯のコンパクトなスペースではありますが、中はハーブの良い香りが立ち込めていて、これまたアロマ効果がすごそうな空間でした。
浴槽の種類も多く広々していて、水枕もキンキン!贅沢な気分で入浴できるお風呂屋さんでした。
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五軒目 一乃湯さん
(三重県伊賀上野市)
一乃湯さんも、年単位でずうっと憧れていたお風呂屋さん。今回お湯をいただくことができて、今年の目標はもう達成した感があります。あと6ヶ月はもうアイドリングで生きていってもいいかも、と思います(だめかな…)。
ネオンが目立つ入り口から、既に心を奪われる外観です。わくわくしながら入り口を入ると、番台も脱衣所も、初めてお邪魔するはずなのになんとも懐かしい空気が流れていて、「ただいま」といいたくなる雰囲気です。
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建物全体が大きな生き物で、呼吸しているかのようでした。洗い場が段がついていて一部小上がりみたいになってるところがあり、VIP席っぽいなあと思いながら、VIP席横の平民席で身体を洗いました。浴室のいろんなところのタイルで花柄を描いていて、なんとも可愛らしい!あつめのお湯は柔らかく、気持ちよく身体があたたまったあと、水風呂でシャキッとしました。
湯上がりには、テーブルの上の一乃湯新聞を眺めながら見たことのないドリンクをいただきました。この休憩スペースも長居したくなる居心地の良さでした…。
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帰りは高速バスのバス停が一乃湯さん近くにあってちょうど時間が合ったのでそれに乗って名古屋まで一直線。バスの中で、今行ってきたばかりなのに既に一乃湯さんに戻りたくなって、素敵な空間を思い出してはさめざめ泣きました。また行きたい!!!
次に行くときは一乃湯さんのお向かいにある築100年の町家の宿に泊まって、のんびり街ブラしたいなあと思っています。
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