自撮りを30日間続けて自己肯定感は上がったのか
ワーママはるさんのnoteに影響を受け、自撮りを30日間していました。
読んでいる間は胸に刺さって刺さって。
読み終わる頃には内心血だらけで放心状態。
だって、自己肯定感は低いし外見は好きじゃないしファッションや美容には抵抗があるし…挙げだしたらキリがない。
だからこそチャレンジしようと思ったのですが、
胃は痛くなり手は震え、30日がとても遠く感じました。
自撮りは、ワーママはるさんの企画に参加する形でチャレンジしました。
自己肯定感は?上がりました!
・撮った写真から1枚以上選ぶ
・30日続ける
これだけで上がりました。
自己肯定感を上げようと何年も取り組んでいる分
・30日という短期間に
・本人が実感するほど上がった
と驚いています。
どんな日々だったか
『これだけで上がった』と言っても、
“これだけ”に至るまで小さな葛藤と決断の連続で、最初の一歩はとてつもなくエネルギーを消耗しました。
スマホを持つのもイヤだし、
インカメにするのに手こずり、
画面に写った自分にギョッとし、
シャッター音がナイフのように胸に刺さり、
…ぐったり。
撮った中から1枚選ぶのが苦しくて。
チャレンジすると公言したものの逃げたくて仕方がなかった。
一々しんどかった。
それでも続けて
まずカメラに写っている自分の顔に慣れました。
少し笑えるようにもなりました。
8日目の自撮りで大きな変化が。
「自分の笑顔、そんなに悪くないじゃん?」そう思ったのです。
無理してる笑顔でもない。
肩の力が抜けた自然な感じ。
時間が経って「笑顔に勝るものはないじゃない?というかこの写真の笑顔いいよ。」と思いました。
ファッションや美容に抵抗はあるけど踏み出したいけど踏み出せず。
やっとの思いで踏み出してもスモールステップで。
成長はしているんだけども大差ない。
そんな自分が実は嫌でした。
だけど、そんな自分を『いいじゃん♪』と抱きしめ『よしよし』『なでなで』できた、そんな感覚でした。
そこから楽しめるようになりました。
息子と一緒に撮ってみたり、変顔してみたり、設定を楽しんだり(中学校の修学旅行を設定して撮りました)。
笑顔にも種類があると気付きました。
優しさに溢れているのとか。
ゲラゲラ笑い転げているのとか。
日常では当たり前だけど、そんな日常の自分を見たことがなく。
「笑っているときってこんな顔なんだ」「こんな顔して笑うんだ」と新しい自分に出会いました。
自己肯定感が上がったと思った出来事
24日目のこと。
「合わないからやめなよ」と言われ恐れるように避けていた帽子をかぶって出かけてみました(日焼け対策で買うも使っていなかった300円の帽子)。
自分が思っている自分と実際の自分はどう違うのか。
人から言われて避けているけど、やってみて自分はどう感じるのか。
今の自分ならやってみてもいいんじゃないか。
今の自分なら人から言われ気にしてる言葉とかを乗り越えられるんじゃないのか。
そう思ったのです。
この時点で「自己肯定感が上がってるな」と思いました。
実際に被って出先で自分をみると「可もなく不可もなく」
…
家の鏡だったら自己否定感のバイアスがあって変化がなかっただろうけど
・出先の鏡で自分を見る
・お日様の下で自撮り
をしてみたら、特別不自然な印象がない。
何をそこまで気にしていたのか、どこにそんな気にする必要があるのか、分からない。
「スモールステップは本当にスモールだから、やってみたいことやってみたら?スモールだし」
「恐れるほどトンチンカンじゃないよ、だいじょうぶ」
心のどこかからそんな声がし。
「うん、そうだな」
と受け入れ、自己肯定感が上がりました。
息子の反応は、
化粧下地をつけただけで「お化粧!」とはしゃぎ!
色付きリップを出しただけで「口紅!」とはしゃぎ(出しただけでつけてない)!
帽子を被ったら「ぼくとお揃いだ!」と喜び(ただ野球帽の形が同じなだけ)!
とにかくニッコニコ。
「ああ、目の前に大切な人の笑顔がある、最高だ」
できたてほやほやのもろい自己肯定感を温かく包み守ってくれた、そんな感覚でした。
30日間を終えて
以前の自分は全壊しそうな空き家に住んでいるようでした。
修繕してはいるけど、安心して住めるには程遠い。
天気が荒れれば家が危険物、自分の身が危ない。
そんな状態でした。
自己肯定感が上がった今の自分は羊水の中で生きているよう。
自分の身体の外側に自己肯定感という膜ができそれに守られている。
膜の内側は水中なんだけど呼吸がしやすくて、穏やかで生きやすい。
ときどき変化はあるけれど、自分の身の安全を気にするほどではない。
そんな感覚です。
「本当に自己肯定感は上がるのか」「30日という短期間でも上がるのか」と、
疑いながらも「実現したらどれだけ生きやすくなるんだろうか」と期待していました。
実際は期待以上でした。
自己肯定感は上がり、笑顔は増え、幸せを感じる機会が増えました。
チャレンジしてよかった。
一歩踏み出せたのは一人じゃなかったから。
ワーママはるさんもチャレンジすること、一緒にチャレンジできること、これが大きかった。
いいね♡がつくのが嬉しかったし励みになりました。
この機会をくれたワーママはるさんに感謝しています、ありがとうございます。
それと、胃が痛くなりながらも、手が震えスマホを落としてもチャレンジした自分、ありがとう。
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