肩関節の関節は5つある。

肩関節とは?

一般的に思い浮かぶであろう「肩」以外に4種類もの関節が複合して動く関節である。

1、肩甲上腕関節
2、第2肩関節(三角筋下にある)
3、肩甲胸郭関節
4、肩鎖関節
5、胸鎖関節
以上の5つあり、
1,2は「第1グループ」
3,4,5は「第2グループ」
に分けられるそうです。(分ける理由がよくわからないが。。笑)

まずは、第1グループからまとめます。
(とはいえ、語りだすと長くなるので表面だけ)

まず、肩甲上腕関節。いわゆる肩です。
英語で書くとGleno-humeral joint。略すとGH関節。GHとよく言われている。

その名の通り、上腕骨の骨頭と肩甲骨の関節窩で関節を形成しており、関節面は互いに硝子軟骨に覆われている。(解剖学的関節)

運動軸が3つあり、運動自由度が3度の典型的な球関節である。
球関節とは、こんな感じ。(ほかにもいろいろあるけど。。。笑)

しかし、実際はこの図のようなキレイな球体ではない。
まず、上腕骨頭の解剖的特徴から。
上腕骨頭軸に対して骨体軸と135°の角をつくり(頸体角)
前額面と30°の角度をもつ(後捻角)
水平面と45°の角をつくる(解剖頸)

また、骨頭の関節面は半径が3cm程度 垂直径は3~4mm長いため、骨頭の上部が関節窩と接する際が、もっとも安定する。またそれを補助するために、肩甲上腕関節靱帯が緊張している。
このもっとも関節が安定するポジションは、close-packed positionと言われている。反対は、loose-packed positionと言われている。
(この辺は、また今度。)

関節窩は、肩甲骨の外上角に位置しており、外前方かつやや上方を向いている。垂直と横方向へ弯曲しているが、凹面は不規則で凹と言えるほど凹ではない。(おうおう)
周縁はやや盛りあがり,前後方向に溝が走っている。

まだまだいろいろあるけど、話がズレて進まないので
取りあえず次に進もう。


次に、第2肩関節とよく呼ばれいている関節(三角筋下関節だとか。。。)
三角筋を削ぎ落としたら出てくる関節だそうですが、、、
実際には、関節はないです。

ここの関節は、解剖学的に骨同士の関節はないが、
機能的にみて関節になっているようです。
肩甲上腕関節が真の関節?=第1肩関節とすると、
ここも関節っぽいから関節にしようとしたものなのかしら?

肩甲上腕関節の上方にあり、肩甲骨の肩峰と肩峰から烏口突起まで伸びる烏口肩峰靱帯と
上腕骨頭の上方の関節包やら筋肉がいっぱい付いているところが、関節面になっているようです。ここを第2肩関節と言うそうな。

第2とか言ってサブっぽいけど実際は、
肩甲上腕関節より第2肩関節の方が、炎症が起きやすくココが痛くなるから、肩が上がらなくなることの方が多いような。。。笑


今日はここまで、また明日!
(めっちゃ中途半端。笑)

【参考文献】
カパンディ
complete anatomy


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