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里山の小学校で作る、焚火焙煎珈琲

今月、焙煎所のある月出工舎で初の焚火焙煎ワークショップを開催しました。
本来はもっと早く始めるはずが、コロナ禍でずるずると延期されたので実に2年半越し?でしょうか。実に長かった~。

旧月出小学校の校庭。里山とアート作品に囲まれながら広々とした空間で焼きます。

焚火焙煎ワークショップの流れ

はじめに焚火での焙煎に関する説明と今回ご用意したお豆についてお話しします。
選べるお豆には普段扱っていないピーベリーもあります。小さくまるっこいピーベリーは焙煎機の中でコロコロ転がしやすいのでお勧めです。

焼きたいお豆や焙煎度、手編焙煎機を選び、いざ焙煎へ!

手編焙煎機は3種類ご用意。中央の方はマイ手編を持参!
薪は事前に準備しますが、ご希望の方は薪割り→火付けも体験できます。

手編焙煎機がシャカシャカと音を立て始めると、月出工舎の開館オープン前に来たお客さん達も気になったのか、焙煎の様子をまじまじと見学していました。

同じ火で囲むと知らない人同士でも会話が生まれます
わんこそばの如く薪をジャンジャンくべます

この時のヤマドリ店主は焚火や皆さんの焙煎の面倒をみるので精一杯。
定員を3人に限定しているのはこれが理由です。

薪をくべつつ豆の焙煎もアドバイス

ちょうど良い焼き具合になったら焚火から離れ、うちわで仰いでお豆を冷ましたら完成。

このワークショップでは2バッチ焼いてお互いのお豆を飲み比べします。
この日のおやつは上総大久保のパン屋さん「麦を踏む」さんの焼菓子とキャンプで定番のビッグマシュマロ。

余った火の有効活用

余ったお豆はテトラ型の珈琲袋に包んでお土産としてお渡しします。

お渡しする前にに豆の選別(ハンドピック)をしますが、手編焙煎での特色を活かすためあまり弾かないようにしています。
強いて言えば炭っぽいものを弾くぐらいでしょうか。

この豆のグラデーションが味に奥行きを出す

ヤマドリの焚火焙煎は始まったばかり。
まだまだ手探り状態ですが、回を重ねて少しずつ良くなるよう精進いたします。興味をお持ちの方はぜひ一緒に焼きましょう!

▼ ヤマドリ店主の焚火焙煎の想いはこちらから


焚火焙煎に興味のある方へ

焚火焙煎ワークショップはヤマドリのインスタグラムまたはFacebookで告知しています。期間は10月後半から翌年3月頃まで。

ヤマドリ店主が付きっきりで焚火と焙煎の面倒を見るため、焚火や焙煎の経験が無い方でも安心してご参加いただけます。

持ち物は参加費ぐらいです。軍手はこちらでご用意します。
もしお持ちのアウトドア用品(マイチェアなど)や珈琲道具(ドリッパー、カップなど)があれば、ご持参いただくとより楽しめます。中にはマイ焚火台を持参するツワモノもいます。

注意点としては、焚火をする時に薪や炭の状態によっては爆(は)ぜて火の粉が飛んだり、匂いが服に染み込むことがあるので、なるべく汚れてもいい服装でお越しください。

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