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2023メキシコ旅行3

3日目。高山病だか二日酔いだかわからないけど頭痛が止まない。チェックインしたときは最高と思ったAirb、一晩過ごしてみると暖房がなくて寒いうえに隣がバーで夜中まで音楽が止まない。ホストが過剰に親切なのはそういう事か。

早起きしたのでサンラファエル地区にあるカフェに徒歩15分くらい足を伸ばす。
サンラファエル地区は、もともと劇場などがたくさんある場所だったのが廃れ、今は若い人たちが面白いお店を出し始めてるエリアなのだそうな。
入ったカフェはDJブースがあり、なぜかレコード棚には和モノの12インチが揃い、最近のシティポップなどが流れていた。

和モノコンピが並ぶDJブース


セントロにある老舗のタコス・アル・パストールのお店へ。
アチョーテ(食紅)などでマリネした豚肉を串に重ねて回して焼き、そぎ切りしてトルティーヤで食べる。要するにケバブなのだけど、やはりルーツはレバノンからの移民が作ったらしい。くるっと巻かれて提供される。

くるくる

ぺろっと食べてもう一軒、ビーガンメニューなどもある若い女性オーナーの新店に。フレッシュな野菜と蟹のタコス美味しい。

蟹のタコス
若い女性オーナーのお店、ヘルシー。

腹ごなしに近所のサン・ファン市場を散策。ここは中心部にある生鮮品などが主なグルメ市場。おもしろ肉(googleレビュー読んでたらライオン肉とかスカンク肉もあるって書いてあった)や食用昆虫なんかもある。ピカチュウに似た感じの小さなピニャータを買った。

市場内屋台のペンキ看板もかわいい
豚の骸

さらにもう一件、タコス・アラべのお店に。
パストールよりさらにケバブに似ていて、同様にレバノン系移民がルーツで、こちらは小麦粉の分厚いトルティーヤ、ほとんどピタで巻いてある。内装や看板の雰囲気がいなたくて最高で、老舗なのかと思いきや若いアーティストがギリギリのラインを狙ってデザインしたと聞いて衝撃を受けた。

ほとんどケバブなタコスアラベ
ミントグリーンが基調の簡素な店内
ゆるめなイラスト看板

おやつにメキシコ伝統パン、コンチャを食べに、創業1912年、老舗中の老舗のカフェレストランに。フリーダ・カーロとディエゴ・リベラが結婚式をした場所としても知られている。大混雑の店内には楽団もいて、制服がめちゃかわなウェイターさんが忙しそうに走り回っている。コンチャはメロンパンに酷似しているけど、ぼそぼそした食感で、チョコラテに浸して食べる。これも美味い、甘い。

メキシコの老舗のお店、大体制服がかっこいい
白いところは粉糖みたいなもさもさした粉

 
夜は、シティの人気店のシェフが創作ハンバーガーを作るイベントに友人につれていってもらった。パンクをテーマに掲げたアーティステイックなバーは、革ジャンに全身に入ったタトゥーがおっかなそうな人たちで溢れかえってたけど、きさくで親切でよきお店。ハンバーガーも、細長いホットドックみたいな形状に別添グレービーソースをびちゃびちゃつけて食べる一皿になっていてうまい。ビチョ系のパン好き。

手がびちょびちょになりながらソースに浸して食べた

今日1日、食事が基本的に粉モノなのでお酒が進まなかった。市中の人はコーラと合わせてるのをよく見かけた。そしてふくよかな体型の人が多い。さもありなんと思う。


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