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2023メキシコ旅行2

2日目。目が覚めて二日酔いのような倦怠感と頭痛。シティの標高は富士山の5号目位なので軽い高山病か。食欲はあるのでのろのろと準備して近所を散策。1ブロックほど歩いたところに見つけた洒落た内装のタマーレス専門店に。メキシコ版のちまきのような、とうもろこしの粉を蒸したものの中に鶏肉やフリホーレス(黒豆ペースト)が入った食べ物。しっとり優しい味が沁みる。外国人のお客さんがひっきりなしに並んでいた。

かなり綺麗な内装
鶏肉のタマレ

ホテルをチェックアウトしてしばらく滞在するAirbに移動。大通りから1本外れたマックのドライブインと飲食店に挟まれたこ綺麗な建物だった。ここも十分安い(8,000円くらい)のに広くて(80平米くらい)、設備も浴槽がないくらいであとは完璧なのにホストはやたら親切、そのうえ山盛りのフルーツやパンと冷蔵庫にはビール(これもサービス)も用意してくれていた。最高じゃあないですか…。

調度品も洒落てる
中庭がある
コンチャとクロワッサン。デカイ。
フルーツも山盛り。


午後からルイス・バラガン建築の一つに見学に。今回はヒラルディ邸などの有名スポットではなく、市街地から車で30分ほどの外れにあるテテトランという商業施設の一角にある、現在も大富豪が1人で住んでいる現役の建築を見せてもらった。
バラガンの建築は、照明を極力廃し、吹き抜けの天窓や大きな窓からの自然の採光と微妙なニュアンスで塗り分けられた壁色が溶け合って、刻々と表情を変える。ジェームズ・タレルの光の家は確実に影響受けてるなと思った。こんなところに1人で住む富豪の人、しかもヒッピーぽいお洒落な男性でめちゃくちゃ羨ましい。

複雑なエントランスホール
バラガンの集めた調度品の趣味がまた良い。
光の建築


コヨアカンに移動して、フリーダ・カーロの旧居そばにある陶器工房に。数年前に海外のアート雑誌で観て憧れ、前回訪れたのだが、庭先に放たれたアステカ犬5〜6匹に猛烈に吠えられ、怖すぎて入れなかったのでリベンジ。入り口に工房の人がいてワンコ達もウェルカムムードで入れてくれた。日本の作陶の影響も受けたモダンな陶器を見るのもそこそこに犬ズとたくさん遊んだ。

つるつるしたアステカ犬
いっぱいいる
ひっそりと静まり返った工房

夜はたまたまメキシコ縦断旅行中の友人と待ち合わせして高級シーフードレストラン「コントラマール」がセントロに新しく出したお店に。激烈に美味い。シグネチャーのスズキ?かなんかを丸ごと一本焼いたものをトルティーヤで巻いて無限に食べた。メキシコワインをボトルで数本開けた。ソカロのお洒落バーに移動してさらにメスカルやテキーラベースのカクテルを。明日も高山病になるだろう。

貝の料理。うまい。
シグネチャーの2色のモーレがかかった白身魚の丸焼き
現代アートのギャラリー併設のバー


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