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【日記・読書録】「スマートフォン超活用法」(2011年)

2011年発行の「スマートフォン超活用法」(野口悠紀雄氏監修)を読んで。iphone4sの時代の本です。
技術系は、最新のを読んだ方が実りがあると思うが、図書館で書架からいつでも読める本は少し古い本になる。

それでも、参考になった事はある。
大事な情報は紙もクラウドも両方残しておいた方がいい、とか。

携帯電話の頃から、写真を撮ったものを機器に残しはじめて、15~20年くらい経ちます。きっと同年代とそれ以上の人は同じでないかと思う。
私は、初期の古い携帯電話で撮った写真はそのまま古い携帯電話に入っていて、充電ももうできるか分からないし、見ない、見れない。
クラウドに入れていればよかったのかな。けどクラウド内の写真も、どんどん増えたら容量を増やす有料プランに入らないといけない。思い出の写真とかは減らさない前提だから、データを保持するために一生家賃のように払わないといけない。


この本に、データは溜まるほどいい、めったに見ないものもすぐ取り出せるのがいいとあった。断捨離こそ正義と思っていたが、もしかしてそうかもしれない。
モノは減らした方が良いけど情報は貯め込んでいった方がいいのでは。
一生家賃のように払い続ける覚悟で、有料プランするのも、選択肢なのかもしれない。
「日本という高級なサブスク」(どこかで得た言い回しです)に税金払うことも、一生続くわけだし。
無料が良いと思考停止しない方がいいのかも。

DropboxやEvernoteのこと、この本の頃以降に勧められて使った時期もあったのだが、活用しきれずだった。この本では「これからはクラウド活用の時代」と推されているけど、今の時代にも当てはまっているだろうか。もしそうならば、再開しようか。

Gmailのクラウドとしての利用だけは、私も使っている。最近、パソコンとタブレットとスマホの間でファイルや文章を移動したいときに使っている。
過去のメールを整理していなくても、検索で探し出せるのは、何年も使ってきて実感している便利な点だ。例えば、3年前に予約したホテルどこだっけとか、予約履歴がメール検索したら出てくる。むしろメールの整理ってし過ぎない方がいいね。

グーグルドキュメントの良さも書いてある。しばらく私も使ったが、オフラインのWordと比べて、動きが遅いので最近はまたWordで書いている。

サービスは知っていても、いまいち活用できてない気がして、本に頼ってみた。
冒頭にも書いたけれど、このようなジャンルは書店で潔く最新の本を買った方がいいのだと思う。
図書館でなら、予約すれば新しい本も読める。待ちたくない、買いたくないと面倒がるから最適な本を読めていないかもしれない。
手間とかコストを少しかけた方が、いいこともある。


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