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山田チャーハンのエッセイ

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山田チャーハンのエッセイ置き場
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#小説

小説を書き始めてみた

妻と子供たちが寝静まった午前1時。ふと思い立ってパソコンに向かう。眠気もあったが、僕以外が寝てからでなければ自分の時間が確保できない。慢性的な寝不足なので睡眠時間を確保することを諦め、思いつくままに小説を書いてみた。 本来であれば綿密にプロットを組んでから書き始めるのが正攻法だろうが、あいにく締切まで時間がない。このままいくと間に合わずに応募できないまま終わる可能性があるので、流れを掴むためにも書きたいように書いてみた。 小説を読んでいると書けそうと思うが、いざ自分で書い

10万文字という未知の世界に挑む不安

今年やりたいことの1つとして公募への挑戦を宣言した。要するに作家を目指して小説の新人賞に応募しようということだ。 作家になりたいという漠然とした思いを抱えたまま十数年生きてきたが、この間に一度たりとも物語を書き上げたことがない。「小説 書き方」と調べては実用書ばかりを手に入れ、「今はまだ時期じゃないが、本気を出せばすぐに書ける」と現実逃避ゆえの謎の自信を抱えたままズルズルと生きてきた。 今日も『プロだけが知っている小説の書き方』という本を手に入れた。小説を書いた経験のある