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【読書レビュー】「脳を本気」にさせる究極の勉強法 - 0

今日は一風変わって、脳科学のお話

大人になってから勉強しても定着しにくいなと思って
2年前くらいに相模大野で購入しました。

積読(ツンドク)していた本ですが、改めて読んでみたところ
人間の脳は奥が深いということを知りました。


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本日のテーマ3つ

・「勉強する」ということについて考える
・机に向かう意識をしていないか
・~脳、文系、理系というグルーピングは幻!?


・「勉強する」ということについて考える 

ずっと思っていること「勉強する」とはなんなのか
筆者は生まれてから今に至るまでいろんな人に勉強しろと言われてきて育った。(同時に本を読めとも言われ続けた)
とりあえず机に向かって英語なり数学なりノートに書き続ければ「勉強」してることになる?
それは違う気もするようであっているような気もする。

筆者自身、勉強するということの意味について
実際のところ理解できていない。
経験上の話で分かることをいえば、

・学校で教わってきたことを今も継続して学ぶこと
・人との触れ合いを通して人生経験を積むこと
・生きるために必要なことを覚えること

いずれも「勉強する」ということにつながるのではないのだろうか。

・机に向かう意識をしていないか

勉強するとき大半の人は机に向かうだろう。
ただ、少し考えてみると分かるが「勉強」するのに
必ずしも「机に向かう」必要はないのだ。
専用の作業スペースを設けないと出来ないこと以外は
場所や時間を決めずに勉強することが大切である。
特に勉強するスペースは自分にとって過ごしやすい環境である必要がある。

本書にもあったが
場所や時間による制約を設けることで
勉強に対するハードルを上げてしまい、勉強にたどり着けないというのだ。

計画的に勉強するということはハードルが高いので
「何時間勉強しよう」や「勉強するまえに〇〇しよう」など
勉強する前に何かをするということは勉強の妨げになってしまうのだ。

机に向かって勉強するということは机に向かうというハードルを設けてしまう為
継続的に勉強するのであれば場所や時間を問わず、そして「前提」を捨てて勉強しよう。

・~脳、文系、理系というグルーピングは幻!?

勉強について触れるとき必ずしも触れることになる~脳という話
実はこの脳のグルーピングには根拠がない。
例えば、性別でグルーピングした脳のことで
男性脳と女性脳というのがあるこれは正確に言い換えると

男性脳は「集中脳」
女性脳は「バランス脳」という言い換えになる。

男性にはこの「集中脳」が多く見られる。
「集中脳」というのは簡単に言えば、何かに没頭して作業するのが得意で
バランスよく何かを行うのが下手な脳のことである。

研究者や筆者のようなエンジニアには「集中脳」が多く
男性が多いのも事実だが、必ずしも「集中脳」が男性であるということもない。

「バランス脳」は「集中脳」と違って言うことやることにバランスが取れている脳のこと。
コミュニケーション能力が高い人に多く、主に女性に多いことから「女性脳」と呼ばれる。

これら男性脳、女性脳という言葉は後天的な言葉で
実際は「集中脳 」「バランス脳」と呼ぶ。

本書にもあるが脳の成長に大きく影響しているのはその人の生きる環境が大きく影響しているという。

つまり、脳の作りは性別によって決まらない。

これは文系脳、理系脳という文理二分説にも言えることで
男だから女だから、遺伝だからということで脳の作りが変わることは考えにくいとされている。

筆者のいる業界では「文系でもシステムエンジニアに!」

という言葉をよく耳にするが実は文理二分説というところはおよそ関係がなくその人がこれから

・どのような環境で
・どのように勉強して
・どのように仕事をするかで

脳の作りは変化していく為、文系でも理系でもエンジニアにはなれる。

また、本書にもあるが脳は日々成長していく器官なので
仮に昔出来なかったことでも年を重ねてからもう一度挑戦するとできるようになったりすることがある。

脳の成長というのにも言い方があるが簡単に言えば
「老化」もしくは「成長」である。

これから能力を高めたいと思うのであれば
「老化」ではなく「成長」を経験していきたい。


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