房州うちわ練習再開
昨秋の台風で作業場がなくなり、さらに年初からのコロナ禍によって集まって作業をすることが難しくなってしまった昨今。少なくなってしまった作業日を上手く活用できず、ここ数ヶ月は房州うちわから遠ざかっていました。疎遠になると少し行きづらくなったりもして、輪を掛けて疎遠になってしまうのですが、さすがにこのまま辞めてしまうのは嫌だったので、週末に作業を再開することにしました。
房州の伝統工芸「房州うちわ」
房州うちわは房総半島に自生する「女竹」を使って作るうちわで、日本の三大うちわのひとつです。また経済産業省が指定する235ある伝統工芸品でもあり、後世に伝えていくべき伝統であったりします。
元々東京出身、かつ2地域居住の私はどちらかというといわゆる余所者になるわけですが、房州うちわも他の伝統工芸と同じく後継者不足ということもあって門戸が開かれているので、私のような者でもその技術を教えてもらえるという訳です。
再度、一から勉強し直します。
房州うちわができあがるまでには、実に21もの工程を経なければなりません。以前、通っていたときに一応うちわを完成させることができていますが、なにぶん21もある工程です。先週末に再開した時点ではほぼ忘れてしまっていました。今回は丁寧に教えて頂ける親切な方と一緒にやれることになったので、しっかり覚えていきたいと思います。
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