ライフェックスを卒業して独立します!
突然のご報告となりますが、2023年12月末でライフェックスを退職することになりました。昨日12月25日が最終出社日でした。そして2024年より独立します。
ライフェックスで初めて広報という仕事に出会い、たくさんの方々とのご縁で繋がり、本当に最高の3年間でした。ここで出会い、関わっていただいた皆さまにこの場をお借りして深く感謝いたします。本当にありがとうございました!
さて、在籍3年を振り返り今の心境を残すためにも退職エントリーを綴る事にしました。ぜひお読みいただけると嬉しいです!
「広報やってみない?」が転職のきっかけ
これまで法人や個人の営業を経験し、前職のサーキュレーションでは新規事業のWEBサービスの運営と推進を行い、広報とは縁遠いキャリアでした。
リファラル採用を通じて現代表から声をかけられた際、「営業組織を新たに立ち上げ、直商流を増やすとともに、認知をあげるために広報を立ち上げたい」という意向を聞き、ワクワクしたのを記憶しています。
広報は未経験の分野でしたが、新規事業のサービスを社内外で活用してもらうために動いた前職での経験を生かせる気がしていましたし、一つの小さな会社を大きく育てていく責任のある任務にやりがいを感じました。
そこから3年、1年がかりでリブランディングプロジェクトを経営陣と主導し、自社発信を強化し、その後入社してきた営業やHRとも連携し、コーポレート広報、採用広報、サービス広報と、幅広く0→1の広報立ち上げを担わせてもらいました。
1年目は、公式noteや公式Instaragram、X(旧Twitter)を通じた個人的な発信に加え、これまでなかったハウスリストを社内から集約し、MAツールを導入し自社セミナーができる仕組みを構築しました。
1年目に種を蒔いた後、2年目には実績を積極的に築くべく、寄稿記事の執筆や記事掲載、メディア取材などのメディアリレーションズ活動に力を注ぎました。さらに、コーポレートサイトやロゴ、企業理念などを含むリブランディングを公開し、代表の書籍出版とそのPRも行いました。また、リード獲得を目的とした自社マーケティングにも注力し、自主開催のセミナーで当初一桁から、100名を超える集客を達成し、ハウスリードを約10倍に増加させることができました。イベントやセミナーでのファシリテーション経験も80回を超えました。
そして、3年目には、新規事業であるアカデミー事業の立ち上げにCRMチームと連携し、サービス広報を主に担当しました。これまでのひとり広報から一転し、広報を超えてチームと共に事業を創り上げる役割を担い、告知から集客、認知度向上のための活動を行いました。講義では全ての回でファシリテーションと運営全般を手がけ、受講者の声を収集したりインタビューを行う中で、これまでにない形で直接お客様の声を聞く貴重な経験をしました。
そしてこの3年間の内に、2回のMVP受賞と1回のMVT(チーム賞)受賞を果たすことができたのは、努力が報われた瞬間でもありました。
複業で一気に世界が広がった2023年
広報担当者としてXを運用することで、私の世界は大きく広がりました。その中でも特に印象深いのは、株式会社ニットの広報、小澤美佳さんとXで出会い、その出会いからわずか3ヶ月で会社を立ち上げることを決め、8ヶ月後に「令和PR」という新しい会社を創業したことです。
2023年5月に令和PRを設立し、そこから7か月、ライフェックスの企業広報と二足の草鞋で事業推進を行ってきました。
正直、新卒の時よりも激務の日々でした(笑)
ただ、そこまで没頭し真剣に事業に取り組み、そして複業をしている以上本業を疎かにするわけにはいかないという強い思いの中で、この7ヶ月間を過ごしました。
※設立からの7ヶ月間の振り返り記事はこちら。ぜひご覧ください。
なぜ退職するのか?
退職を決意した理由は、大きく2つあります。まず第一の理由は、令和PRとライフェックスの業務を物理的に両立させることが難しくなったことです。令和PRでは、企業向けの広報コンサルティングが主要サービスです。最初は多くの依頼を受けながらも、自分たちの力不足で苦しむ時期がありました。しかし、徐々に自分達のスタイルが確立され、支援させていただける企業が増えてきました。
第二の理由は、ライフェックスにおける自分への期待値がよりBtoBマーケティングの役割にシフトしていったことです。
自社マーケティングの中でも、特にセミナーの企画と運営には多大な時間と労力が必要でした。もちろん、企画したセミナーが成功し、お客様に喜んでもらえる瞬間や、営業チームへリードを提供できることには大きなやりがいを感じていました。
ただ、あらゆる人にファンになってもらい自社の価値を高めるブランドづくりを担う広報活動の方に集中してやっていきたいと強く思えたことが、卒業を決めるきっかけとなりました。
ライフェックスのみんなへ
これからこの仕事をしていきたい、そう思える職種と出会わせてもらったライフェックスに心より感謝しています。0→1でここまでたくさんのことを一気にやらせてもらう環境は、大変貴重だと思います。
そして、色紙のメッセージの中に「丸さんが広報をしていなければ私は入社していなかった」「ウェビナーや本がなければ営業に繋がらなかった」そんな声をいただいたのは広報としてこの上ない幸せです。
そして退職しても、これからも縁は繋がっていくだろうと思える仲間に出会えたことは私の一生の財産です。
関わっていただいた皆様へ
EC事業会社の方には、セミナーでゲスト登壇をいただいたり、EC支援企業の方には、共催をいただく機会が多々ありました。また、お客さまには事例インタビューにも応じていただき、セミナー参加の常連の方も増えました。
メルマガやnote、Xを見ていると言っていただいたこともかなりの頻度で増えました。取材を通じて定期的にやりとりさせていただくメディアの方も増えました。
メイン事業以外でも、マーケティングパートナーをしている立川アスレティックFCの広報活動や中西哲生さんを中心としたスポーツ×ビジネスの事業をはじめとするスポーツの分野にも関わることができました。
このように、ライフェックスの広報を通じて、多種多様な接点で私の人脈は広がり、かけがえのない経験をさせていただいたことに心より感謝しております。
令和PRの存在
令和PR代表の小澤美佳さんがいなければ、私は正社員を辞めて独立するという道を選ばなかったかもしれません。
私が誰かと仕事をする時の軸は「人を大事にする人か」「スピード感と熱量と想いが同じかそれ以上あるか」「自分が一緒にいることでお互いが成長しあえるか」の3つです。これらの点が完全に一致するパートナーに出会うのは稀です。
先日『プロフェッショナル広報の仕事術』の著者、高場さんより「何をするかより誰とするか」という言葉をいただき、その通りだなととても腑に落ちたのですが、一人よりもより二人の方ができることは大きいなと今とても思います。
今後について
諸々はこれからですが、先述の通り1月より独立してやっていきます。
また、株式会社令和PRの事業推進を担いながら、想いのある企業の経営者の皆様に寄り添って、PRで経営を加速させることに努めます。
今年は忙しさに追われ、個人noteの更新が滞ってしまいました。そこで、2024年はnoteの定期的な更新に加えて、他SNSもしっかり動かしていこうと考えています。
最近の広報業界は、様々な方が広報について発信するようになり、多くの刺激を受けています。自分の強みを俯瞰してみると、「広報×○○」の中の○○には、ライフェックスで培ったマーケティングやブランディングの経験、さらにはこれまでのキャリアを通じて磨いてきた企画実行力や事業推進力が位置づけられると感じています。広報は私にとって一つの武器であり、もっと幅広い経験を積み、大きな視野で物事を見ていきたいと考えています。
ここから何にチャレンジして何を成していくか、それをまたここで綴れるように精進します!
余談ですが、先日エンゲージメントカードを使って自分自身が大切にしている価値観を再確認する機会がありました。このゲームでは、自分の価値観と合わないカードを手放していき、最も重要な7つの価値観を選びます。私が最終的に選んだ7つのカードは、家族、友情・仲間、仕事、経験、変化、挑戦、ワクワクする人生でした。
このカードは、今の自分自身をよく表しています。今後も、家族と仲間を大切にしつつ、仕事を通じて経験を積み、挑戦することで成長し、常に変化を楽しむことで、ワクワクする人生をこれから歩んでいきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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