見出し画像

管理職になると仕事の面白さが変わる?

今週の福岡キャリアカフェのテーマは、
「仕事の面白さが変わる!? 管理職へのチャレンジ」

「管理職に勧めるけど、女性は断るんだよね」
とは、女性人材登用でよく聞く言葉。
しかし、「これから」の女性たちにとっては、関心が高いよう。定員35名をはるかに超え、キャンセル待ちが出る人気イベントでした。

パネリストは、
富士通コミュニケーションサービス株式会社第二CXビジネス本部ビジネスプロセスソリューションサービス事業部の倉方慶子さん
株式会社岩田屋三越営業本部リーシングファッション&ライフスタイル(三越)営業部長の曽根ゆかりさん
株式会社フタエダ ヘルスケア事業部課長の高間和子
コーディネーターは、私です。

月イチキャリアトーク

「管理職はなりたくてなったんじゃない」

日本では、女性管理職率が世界に比べてものすごく低い。
12.7%.
欧米は、3割、4割が当たり前だ。
そんなマジョリティの日本の女性管理職たち。
道を切り拓いてきた先駆者だ。

3人とも、もともと強い上昇志向はなかったよう。
おふたりは、上司に強く勧められて。
1人は私の元部下なので、雑誌の発信するものに影響され、入社してたくさんの活躍する女性たちに会って自然にそんな気持ちになったと。

上司に勧められるというのは、それだけの仕事をしているからだし、一生懸命しているところを誰かが見ているんですよね。

「見える世界が変わった」

「管理職を勧められた時、見える世界が違うから」と聞いたという倉方さんは、「本当に違った」と。「雲の上は下からは見えない。顔出してみると、大したことないことがわかる」
曽根さんは、「権限がなかったら何もできないけど、決定権がある管理職は自由にできることが増える」。
高間さんは、「会社全体を俯瞰して見えるようになってくる」

それぞれの実体験からその面白さを伝えてくれた。

下駄を履かせられてる、といやがる女性も

女性活躍推進がどの企業も盛んな昨今、「下駄を履かせられてる」といやがったり、躊躇したりする女性が多いとの質問に、曽根さんは、
「今まで男性が下駄を履かされてたんだから、気にしないで。あいつは子どもができたから、と男性を昇進させたりすること、あったでしょう?」とバッサリ。

「私は私の実力で上がりたい」
という女性たちの気持ちはわかる。
しかし、周囲の目など気にせず、堂々と上に上がっていき、自分なりの実績を積んでいってほしいなと思う。

福岡キャリアカフェは、福岡県の女性人生育成のためのネットワーク形成事業
https://fukuoka-careercafe.net/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?