祈りの研究
近年アメリカのバーバード大学やコロンビア大学などで、「祈り」に関するさまざまな研究結果が報告されています。
全米に120校ある医大のうち、1980年代に『祈り』について研究していたのはたったの3校でしたが、
現在では「信仰と医療」問題を取り上げる大学は70校を超えるようになったそうです。
「 祈りの力は科学的にも立証できる」とされ、すでに1200例を超える研究結果もあるそうです。
カリフォルニア大学の心臓学、ランドルフ・ビルド教授は、
1988年に心臓病の入院患者393人を祈られるグループと祈られないグループの二つに分け実験を行ったのですが、
祈られた患者は、祈られなかった患者より人工呼吸器、抗生物質、透析の使用率が少ないことが判明したそうです。
また、デューク大学が1986年から1992年に行った実験で、65歳以上の4000人を調査したところ、
毎日感謝の祈りをささげている人は、
祈らない人よりもずっと長生きしたそうです。
また祈る際に、
「なんらかの結果を注文するやり方」と、
「最良の結果になってください」
「神の御心のままにしてください」という祈り方の2パターンを比較した場合、そのどちらも効果はあったそうですが、
「無指示的な祈り」の方が
「指示的な祈り」より
2倍もの効果が上がったそうです。
また別の実験では、実際に目の前で祈られた病人だけでなく、遠くにいる病人に対して祈っても効果が見られたとのことでした。
いずれにしても、祈るという行為…
自分のためや他の人々のため、病気の家族や友人のために祈る、困難な状態にある人々のために祈る、など、
こうした祈りには何らかの効果があることが
科学的にも認められつつあるとのことです。
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