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単元の振り返りシートをMicrosoft Formsで提出させる

振り返りシートの形式について

以前自治体の英語教育推進委員会なるものに所属していたとき、小中一貫で使える振り返りシートを作ろうということで、A4で1枚の振り返りシートのフォーマットを作りました。

一つ目は単元で出てきた表現を進んで使えたかどうかを選ばせるもので、Good / So-so / Not so goodのいずれかを表す絵に色を塗らせました。次に単元で学んだことや次の頑張りたいことを文章で記述させる形式がありました。

これはどちらかというと小学生向けのフォーマットのため、中学校で使うにあたり、学習指導要領を意識して、その内容を盛り込むようにしました。
Good / So-so / Not so goodから選ぶのは単純な選択式に変更しました。
また、聞くこと、読むこと、話すこと、書くこと、の4技能(本当は話すことを2つに分けて5領域)について、以下のように選ばせるようにしました。

「聞くこと」に関する項目
「読むこと」に関する項目
「書くこと」に関する項目
「話すこと」に関する項目

振り返りシートのオンライン提出

そのあとに単元で学んだことや次の単元で頑張りたいことを文章で記述させました。この変更により、容易にオンラインで振り返りシートを記入、提出させることができるようになりました。

この振り返りシート自体をFormsで作ることにしました。
Formsについては、上の記事にも書いています。
普段からMicrosoft Teamsを活用しているため、振り返りシートの配信と提出・回収は非常に容易に行うことができます。
また、名前をかえるだけで、あらたな振り返りシートとすることができるため、単元ごとに作る手間も省けます。

回収後は結果について円グラフでまとめ(Forms上で自動で生成)、生徒にフィードバックをすることができます。
生徒の記述に関しては、全文をコピペして必要があれば追記をして、これもフィードバックします。
クラスメイトや学年の仲間たちがどのようなことを書いているのか、単元を通して何を学んだのかを知ることにはある程度の意味があると思われます。

今後について

今後は生徒のコメントすべてをAIで分析して、フィードバックができると良いのかなと思います。
また、利用しているサービスやアプリケーションについての記述があったものに関しては、当該業者や担当にも回覧し、改善が図れるようにしていきたいですね。

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