青の都サマルカンド
さて、サマルカンド3日目。
昨日休みだったショブバザールから観光を始めることにしました。
台湾や東南アジア辺りの市場に行くと、独特のじめっとした感じがあってそれはそれで好きだったりするのですが、ショブバザールはどこかカラッとした雰囲気。扱っているものもドライフルーツやスパイスなどが多い(肉や野菜もあるけど)感じでやはりどこかカラっとしています。
声かけられてヌガーを買ったのですが、20000スムと言われ、どう考えてもウズベキスタンの物価からしたらぼったくりなんですが、250円くらいの話なので、ゴタゴタ言わないことにしました。
サマルカンドのナンは、どこでも売っているのですが、なぜかテカテカ光ってて、どうもお店の人が磨いているみたいwなんですが、美味しいのかしら...と思いながらも、この大きさ買っても食べきれないので、買えません。
朝ごはんはショブバザールの中で食べることにしたのですが、地球の歩き方に載ってるお店が見つからない...とフラフラ歩いていた時に、おじさんが手招きしてきたお店に入りました。
MILLIY TAOMLARというのは、Google翻訳先生によれば「国民食」という事なんですが、ウズベキスタンのあちこちにこれを掲げているお店があったので、いわゆる食堂的な意味合いと推察するのですがどうなんでしょう。ここも店名みたいなものは見当たらず、店名がわかりません。
マントゥとソムサは美味しかったです。
ショブバザールを後にして、すぐそばのビビハニム・モスクとビビハニム廟に向かいます。
ビビハニムモスクはティムールが建造を命令したという巨大なモスク。巨大なので、写真に収まりません。
一度崩壊したらしいんですが、修復してるけどしきれてないようです。
中庭に大きな本が飾ってありました。コーランだそうです。
ビビハニム・モスクの対面にある、ビビハニム廟も見学。
モスクに比べると小さいのですぐ観終わってしまう。
ここからすぐのシャーヒ・ズィンダ廟群に移動します。レギスタン広場と並んでサマルカンド観光の目玉の場所です。
いくつもの、青いタイルで飾られた廟が並んでいる場所で、サマルカンドが「青の都」と呼ばれる所以の一つです。
いずれも見事な装飾で素晴らしいのですが、いかんせん全部同じようなお墓なので飽きるというか...😓
一通り巡ってあとにしました。
いい頃合いなので、ホテル近辺に戻ることにします。
途中住宅地の中を通って行ったのですが、中にシナゴーグがあるらしく、ちょっと寄ってみました。
日本ではあまりシナゴーグは馴染みがないので、興味津々だったのですが、開いていませんでした。残念。
ホテルの近くで昼ごはんを食べることにします。
日本人のオーナーのお店とのことで、入ったらいらっしゃいませと言われましたが人見知り全開にしてしまいました。店員さんがウズベキスタンの方のようですが日本語で接客していただきました。
ラグマンをいただきました。美味しかったです。
ホテルに戻って一休み。日差しめかなり強いので外を歩き回っていると消耗します。
夕方になって起き出して、晩ご飯食べに行こうと出かける。前日はバスが全然つかまらなかったのですが、すぐに乗れました。やっぱり昨日は色々休みだったのか。
2000スム均一料金のようで、日本円で25円。使いこなせれば、安価に移動できてすごく良いのですが、Yandex Mapで調べないとバス停の位置ですらもわからないのでなかなかハードルは高いと思います。
あと、お国柄か、思い思いの音楽を大音量でかけてます。どの車でもそうだったなぁ。
夕食は、サマルカンドレストランで頂くことに。サマルカンドレストランというからに多分代表的なレストランなんでしょうか。騒がしいのがいいか良くないかと聞かれ、静かな方でとのことで外のテラス席に案内される。
ここのレストランも店員さんは若い男の子ばかりで、研修中なのかどうかわからないけど、しょっちゅうやってきて食事はいいか、足りてるか、と声をかけてくれました。
ついにサマルカンドのナンをいただくことができました。ぎっしり詰まった感じですが、食べごたえがあって美味しかったです。
ほぼフルコースみたいな感じでいただきましたが、美味しかったです。
多分2000円ぐらい?だったのでかなりお安い。
ちらっと見たらレストランの中のホールみたいなところでみんな踊ってました。ウズベク人音楽と踊りが好きなのかしら。
ここからもまた、レギスタン広場近くまでバスで移動。
レギスタン広場の近くに、サマルカンド唯一のクラフトビールバーがあるらしく、ビールを頂きによりました。
カウンターで隣に座っていたのがベトナムから旅行に来ていた方で、最初英語で話しかけられていたのですが、彼が見せてきた携帯のディスプレイが何故か中国語だったので中国語を話すのか聞いてみたら、台湾に語学留学したことがあるとのことで(羨ましい)その後は中国語でお話しました。
ベトナムで旅行業に就いてる方らしく、かなり色んな国を回られているとのことした。
たまたまビールを取りに来たオーストラリア人の方が、その方もむかし台湾に駐在でいたことがあるとかで、何故かサマルカンドで日本人とベトナム人とオーストラリア人が台湾華語で会話するという、なかなか面白い状況でした。
ベトナム人の彼とお店をでてレギスタン広場の方へ向かい、レギスタン広場の裏で別れてホテルに帰りました。連絡先聞いておけばよかった。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?