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イスタンブールの裏メインイベント

イスタンブール3日目です。旅行自体は5日目、そのうち2回も機内泊ということで身体はバキバキにつかれています。死に体です。

そういうわけで、今日は少しのんびりすることにします。まずはホテルの近くのパン屋さんで朝食、屋上のテラス席で食べても良いとのことだったのでテラス席に陣取るが、開放感はあるものの周りの景色は建物の屋根ばかりの景色であんまり味気ない。。。

テラス席の眺め

メニューはえいやと一番上位のセットを頼みましたが、その上さらに赤いソースが乗っかったパンが美味しそうと追加で頼む。食べ過ぎです。。。

一式

オレンジジュースとチャイももらってましたが途中で水分がなくなり追加しようとしたら無料でチャイを追加してもらいました。感謝。

で、裏メインイベントとは、ハマムです。裏って言うと言い方悪いですが、トルコ式スーパー銭湯?サウナ?的な施設。と言うか、市内には14世紀とか15世紀とかからのハマムがあるから、こっちのが全然歴史長いんでしょうね。基本は蒸し風呂ですが、メニューを追加すればアカスリとオイルマッサージを追加してもらえます。私はむしろマッサージして欲しいので追加しました。てかそのために来たといっても過言ではない。

ハマムの入り口。ここが16世紀建立とは...

2階の着替えの小部屋に連れて行かれ、全裸になり、カラフルな布の腰巻きを巻いて降りる。担当のアカスリ師(ケセジという)がドーム状の蒸し風呂の部屋の大理石の台のうえに寝転がって、15分待ってて、と去っていく。

大理石の台(これは後日行ったトルコハマム文化博物館の写真です)

蒸し風呂で一旦発汗させて、垢とか出やすい形のするのでしょう。戻ってきてアカスリ開始。韓国のチムジルバンで垢すりお願いしちゃう派の私としてはあんまりそれと比べて丁寧ではないかなと思いましたけどおじさんは手を取ってほうらこんなに垢がでてるでしょと触らせてくる。これが観光地での接客か....と思う。一通り垢すりが終わって泡でマッサージしながら洗ってくれます。そして自分の名前を連呼しチップの要求をして終了wしつこいよ。
泡を一旦シャワーで流してからマッサージの部屋です。今度はマッサージ師が担当します。お腹だけトルコ人みたいだね〜なんて言ってくるので余計なお世話です。
マッサージはかなり強めにしてくれました。肩がすごいストレスになってますねと言われゴリゴリやられました。で、また自分の名前を連呼しチップを要求して終了w。

マッサージ終了後オイルをシャワーで流して、最初案内してくれたおじさんが拭いてくれて、また元の部屋に戻って着替えて階下に降りたのですが、垢すり担当、マッサージ担当、案内担当が3人並んでチップ要求してきました...手持細かい札の手持ちがなかったので200TL札を3人共に渡してしまいました。10%が妥当な線と考えたら、かなりの破格でしょう。本当は3人で一枚のつもりだったのに。まあ、でもちゃんとやってくれたから(案内係は余計だけど怒)いいとします。

オレンジジュースとチャイを頂き一息つく。このときのチャイが美味しかったのですが、なにが違ったんだろ。(汗かいたから?)

チャイ

そしてチャイのグラスのソーサーといえばどのお店でも大概この皿なのですが、どこで作っているものなだろう。売ってる場所がわかれば買いたかったけど業務用なのかもね。欲しい...

さて体もすっかり軽くなり、今日はどこ行こう思案。気まぐれに、「乙女の塔」に行くことにしました。海に立つ昔からの灯台です。

GoogleMap先生によれば、トラムT1線の終点、カバタシュから船で行けるそうな。で、道に立ってる「Perince's Tower」の看板に従っていき、次の出発を確認してしばらく待って、乗船。

明らかに大きい船

乗ってちょっと経ってからあれ、この船大きすぎる、、、あんな小島にこんな船が止まる船着き場はない、、、と思ったら案の定「乙女の塔」は素通り。そのままグイグイと進んでいくのでした。

通り過ぎていく...


どこ行くかわからない船に乗ってしまった、と思いましたが、まあ、そこはクルーズ船と思うことにして周りの景色とか見てたんですが、くしばらくしてカドゥキョイに到着しました。カドゥキョイはイスタンブールのアジア側の港。ここで下船する人はあんまりいなかったんですが、どこ行くかわからない船に乗り続ける勇気はなかったし、どうせ来ようと思ってたアジア側の街なので、散策することにしました。

民主化100年

まずはトラムT3号線で1周。ここはカドゥキョイの町の周りを一周するトラムがノスタルジックトラムとして運行しているのです。

ノスタルジック


ノスタルジックトラムというくらいですから観光客向けのトラムなのですが、地元の人も全然乗ってました。結構混雑。1周以上回って、坂の上の方で降りて、カドゥキョイの街をブラブラすることにします。しかし平日なのにすごい人がいる。人口密度高い。

こんなところでMINISO見つけちゃいました。グローバルに展開しているとは聞いていましたが、まさかここで見るとは。しかもサンリオとちゃっかり提携して改めて日本ブランドアピールしてる。すごいMINISO。

MINISO

かなり坂を下ったところのレストラン街となっている小道を通り、そのうちのお店に入ります。有名店らしかったのでメニューも見ずに入り、本当は魚を食べたかったのですが、ないみたいで、こちらもそういえば食べていないと思い直しケバブをいただくことにしました。お酒飲みたかったのですが置いてなかったお店で残念でした。イスタンブールでは「メイハーネ」と歌っていればお酒を提供しているのですが、区別つかないことも多くあらかじめ確認が必要です。

アイランスープとケバブを頂きました。獣臭さもなく、美味しかったです。

アイランスープ、酸味がある。
ケバブ

で、流れるようにデザートを勧められたのでされるがままにバクラヴァとチャイをいただきます。
こちらも美味しかった。

バクラヴァとチャイ

で店を出て少し歩いてみたら魚料理のお店、しかもビールを出しているところに出くわす。こっちにすればよかった!と思ったので明日もカドゥキョイに来ること確定です。

イスタンブールは夜8時でもこんな感じまだまだ明るいので変な感じになります。

カドゥキョイからの夕日


カドゥキョイからは船で帰るのではなくて、マルマライに乗りたかったのでメトロM4線→マルマライのルートで帰ります。

マルマライ

安倍さんがテープカットしたことでも有名なマルマライ、乗ってみればなんのことはない地下鉄なのですが、これができる前までは船と車しか無かったと考えればすごいよねと思うのです。カドゥキョイからは1駅メトロに乗らないと乗り換えできないので微妙に観光客的には使いづらいけど。海からの眺め観るために船に乗っちゃいそう。

そんなこんなであまり歩かない1日でしたが一旦体もスッキリしたのでまたゲシゲシ歩きます。

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