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立ち読み日記

昨日、ふと立ち寄った書店で一冊の本に出会った。

何が気になったって……このなんともつかみどころのない表紙である。真っ白な表紙に『ゆるく考えよう』のタイトル、見るからにゆる〜いイラストに、著者「ちきりん」

なんだこれ? というのが私の第一印象だった。

文庫で読みやすそうだし…とちょっと手にとって読み始めると、中身はとても実践的で多元的な思考の本。

特に印象に残ったのは「学びたいことはお金をもらって仕事として身に着ける。好きなことはお金を払って趣味として楽しむ。」という内容である。
確かに、ほとんどの場合、お金を払って学校やスクールに通ったりしているよりもお金をもらって仕事として取り組んでいる時の方が、よほど真剣に学んでいると言える。また、仕事のフィールドを通して自分が学んだことを即実践できるという強みもある。これまで「趣味を仕事にする」という考え方はよく聞いてきたが、なるほど、本気で何かを学ぶなら、趣味の延長ではなく、はっきり「仕事」としてやっていく方が効率的で効果的かもしれないと納得した。

私は英語学習を続けている。これは本業には関係ないため、どちらかと言えば「趣味」の範疇に入ると考えてきた。しかし、これを仕事にしてしまうという漠然とした選択肢が頭の中に一つ増えた。

本はいつも、何かしら有益なものを私の中に残してくれる。



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