小説感想[バッカーノ!1931 特急編]
バッカーノ!1931 特急編 / 成田 良悟
アメリカ禁酒法時代を舞台とした、マフィア、不良、その他面白おかしい人間たちが、列車内に集ってハチャメチャしまくる。
複数のキャラクター視点で場面が展開される。
同じ事件を別視点で書いている
バッカーノ!1931 鈍行編
と読むと一層面白い。
過去アニメ化されていて、そちらを先に見ていたので、だいたい展開は分かっていたけど、原作とは設定が違う部分もある。
アニメを見ていた時も思っていたけど
この作品に出てくるキャラクター達はとにかく動く。
列車の中!クローズドサークルなのにめちゃくちゃ動く!
のに、ちゃんと話は収束していくんだからすごい。
キャラクターの中にも暗い過去をもつ人がいるんだけど、それを払拭する、というか無理やり押しきるようなアクションがそこかしこにあってテンポよく読める。
アニメで知ってから、この原作シリーズ全部読みたいなと思っていたから、これを皮切りに読み漁っていこうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?