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DEPAPEPEの3つの魅力。彼らの音楽が好きすぎて住む場所まで変えちゃいました。

こんばんは。音楽が大好きなデザイナーのくにかたです。
わたしは生まれは三重県なんですが、大学のときからずっと神戸に住んでいて、気づけばもう10年以上。

わたしがどうして大学進学の際に神戸を選んだのか?
その理由はたったひとつ。
人に話したら笑われることだってあるけど、わたしはこの理由だけで、神戸に行きたいという一心で高校時代は勉強し続けてました。

それは・・・
DEPAPEPEの音楽が生まれた場所を知りたいから。
ふたりが見てきた世界を自分の目で見たいから。

友達に言わせると、「住む場所まで変えるのはガチ中のガチ!」。笑
結果、彼らが生まれ育った神戸の街を大好きになり、今ではずっと住み続けたい街です。

今日はわたしの一番大好きなアーティスト、
わたしが愛してやまないDEPAPEPEについての魅力を彼らの曲の紹介とともにお話しします。
長くなったらごめんなさい。笑

DEPAPEPEとは?

DEPAPEPEは2002年11月徳岡慶也と三浦拓也で結成された、
2人組ギターインストゥルメンタルユニットです。
インスト、つまり歌唱のない音楽。楽器はアコギ2本だけ。
歌い手もいなければ、音楽に歌詞もありません。

最近は中国やタイ、韓国など海外でも人気で、よくライブをしています。
どんな言語を話す人にも受け入れられる。
それはインストの強みであり特権だと思います。

DEPAPEPEとの出会い

わたしがDEPAPEPEの音楽を初めて聴いたのは、中学生のときでした。
当時から音楽が好きだったわたしは、スペシャやMTVなんかをよく見ていたのですが、DEPAPEPEのデビュー当時、プロモーションのCMがよく流れていました。

今でもはっきり覚えていますが、初めてそのCMを見たとき、
代表曲「START」を数秒聴いただけで、大げさでなく、体に電気が走ったような感覚がありました。

一目惚れ、ならぬ一聴き惚れ。

そんな経験はこれまでの人生で、後にも先にもこのときだけ。
それからは彼らが奏でる音楽をどんどん好きになっていきました。

偶然にも当時、わたしが中学3年のとき、地元の大学の学祭に彼らがライブをしにきてくれて、
運良くそのライブを見に行けたことも大きかったかもしれない。
思春期のわたしにとって間近で大好きなアーティストの演奏を見られたことは、今でも忘れられない経験です。


DEPAPEPEの魅力① 
歌詞がないのにメロディーが口ずさめる


インスト(歌詞がない音楽)ってめちゃくちゃメジャーな音楽ではないから、難しい音楽だと思っていませんか?ちょっと高尚な感じがするし。

でも、DEPAPEPEを聴いたらその価値観、ガラリと変わりますよ!

DEPAPEPEの曲ってインストなのにめちゃくちゃポップ。
歌詞がないのにメロディーが口ずさめる。

インストの音楽の中でもそれは珍しいことだと思います。
だからわたしは、彼らの音楽を「曲」というより「歌」に近いと思ってるんですよね。

彼らのモットーのひとつは「インストミュージックをポピュラーに!」なんですが、それをDEPAPEPEの全ての「歌」が体現してると思います。

「シュプール」は、DEPAPEPEの冬の代表曲。音が階段状になっているサビ前のフレーズがとても印象的できれいなんですが(伝わるかな?)、そこも、サビもメロディーを口ずさめることがわかっていただけると思います。


DEPAPEPEの魅力② 
歌詞がないから勉強や仕事中も邪魔にならない


みなさんは勉強や仕事中、音楽を聴いていますか?
わたしは集中したいときは無音派なんですが、そんなときでも聴くとしたらDEPAPEPE!

歌詞がない音楽って、言葉が入ってこないから考えるときでも邪魔にならないんです。
同じ歌詞のない音楽・クラシックは結構眠くなる曲が多いけど、
DEPAPEPEはアップテンポなメジャー調な曲も多いし、
アコギのサウンドが軽快で心地よいので眠くなりにくい
ですよ。

ちなみに、DEPAPEPEはテレビ番組のナレーションのBGMや天気予報のBGMでもよく使われているんですが、たぶん「邪魔にならない」という同じ理由だと思います。

話は変わりますが、わたしは自身の結婚式を神戸で挙げたのですが、BGMはめちゃくちゃこだわりました。
乾杯のときはDEPAPEPEが弾いている「結婚行進曲」を使ったし、
エンディングムービーは「Kiss」を流しました。
あと、歓談中のBGMは全部DEPAPEPEにしました。

「Kiss」はわたしの結婚当時発売されたアルバムのリード曲で、ちょっとせつないけれど、甘い感じがするこの曲がわたしは大好きです。


DEPAPEPEの魅力③ 
歌詞がないのに曲に風景、感情、四季、色を感じる


これがわたしがDEPAPEPEを好きないちばん大きな理由です。
感じ方は人それぞれだと思うんですが、DEPAPEPEの音楽は歌詞がないのに、「この曲は雪っぽい」「この曲は春」「この曲はやさしい」「この曲は深い赤やボルドー」ってわたしはそれぞれの曲に何かしらの色や情景なんかを感じるんですよね。そこがたまらなく好き。

タイトルの先入観もあるんですけどね。
でも、ある新しいアルバムが発売されたときに、友人にタイトルをランダムに書いてもらって、タイトルを知らないまま曲だけをきいてどのタイトルなのかを当てる、ということをやったことがあるんですが、8割くらい当たってました。

だから、歌詞がないから明言していないのに、見えないはずの色や情景がちゃんと曲のなかに存在するんです。

わたしはライブで「Color」を聴いたときに、曲に、1音1音にビビッドでカラフルな色がついてる!!と思いました。


おわりにかえて

初めてわたしがDEPAPEPEを聴いてから、もう15年以上経ちます。
その15年の間にわたしは中学生から高校生になり、大学生になり、社会人になり、妻になり、母になり、デザイナーになり。
同じ曲でも中学生のときに聴いたのと今聴くのとでは感じ方が全然違ったりするけれど、どんなときもDEPAPEPEの音楽はそばにあって、わたしの特別で大切なもの。
状況が変わっても、何年経っても、変わらずにずっと大好きなDEPAPEPEの音楽が聴けることをわたしはとても幸せに思うのです。

そして彼らの音楽もまた、成長を続けています。
わたしは曲を作っている徳岡さんは「クリエイター」、ライブを盛り上げてくれる三浦くんは「パフォーマー」だと解釈しているんですが、
ライブに行くたびに三浦くんの演奏テクニックはどんどんすごくなってて、ギターソロのときはめちゃくちゃ盛り上げて、誰よりも輝いてるし、
徳岡さんが生み出す曲は、いつだって素敵で綺麗で、温度を感じてキュンとする。
わたしがDEPAPEPEの曲を聴いたときに感じる感情は、限りなく恋に近い感情です。

本当に好きなものは言語化できないとよく言うけれど、わたしにとってのそのひとつはDEPAPEPE。
だって好きな理由を言語化しても他のものには代替できないから。
魅力を3つ書きましたが、結局いちばん強い理由は「なんでかわかんないけど好き」だったりする。

人から見たらそうでないことでも、その人にとっては大切なもの、
それを彼らは「ONE」という曲で表現してるんですが、それをおわりにかえて、シェアしておきますね。

(この曲は佐々木蔵之介さんがナレーションをつとめている「LIFE 〜夢のカタチ〜」のテーマ曲になっているので、聴いたことがある方も多いかもしれません。)

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでも興味がわきましたらぜひ!ぜひぜひ!DEPAPEPEを聴いていただけると嬉しいです!!


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