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日記_47

1年。今の私が一定の成果を出すのにかかる期間。
土壌づくりや種まきに時間がかかるたちのようで、つくづく短気な組織やプロジェクトとは相性が悪い。

メンタリングの仕事も関わり始めておよそ1年。
とうとう定期的に相談を持ち込んでくれる人たちの芽が出てきた。

立ち返る習慣ができた人。
ビジョンを言葉にできるようになった人。
宣言し、実行できるようになった人。

時間はかかるかもしれないが、自分が関わった以上クライエントが自走できるまで伴走することにこだわりたい。
自走とは「全部できる」ことではなく、「判断し、責任が持てる」ことだと思う。

子犬のような目をしたクライエントに「え?自分で決めたんだよね?」と問い返すたび、なんて意地悪なメンターだろう!と思うときもあるけれど、判断を委ねる癖はなかなか治らないものだ。

何度も何度も行きつ戻りつ粘った先に、突然クライエントのアクションが早くなる瞬間がある。これは自走モードが始まる瞬間。
あのスコーン!と抜ける感じがたまらなく気持ちよくてこの仕事を続けている。私はこの仕事の時、とてもしつこい人間になる。嗚呼、とにかく気持ちよくなりたい。

とはいえ、もっと早くスコーン!ができたら良いのに、と思う気持ちは常々あった。独学でやってきたから無駄も多いだろうし、クリティカルじゃない問いも多いはず。
今はそれを解決するヒントがコーチングにあるんじゃないかと期待している。

先日人生で一番高い受講料を支払い、とうとう後戻りできない状態になった。自己投資の習慣がないので、7桁近い金額はプレッシャーがすごい。でも、これが払えるところまで働いてきてくれた私、ありがとう。社会復帰してなかったらこの挑戦はできなかったよ。

2月までは課題図書を読んだり、事前プログラムに参加したり、教材を視聴しながら過ごすことになる。
参加が確定した今も強い人たちに囲まれるのは怖いしついていけるか不安。
でも、応援したい人たちに胸を張って「任せてください」と言えるよう、全力で食らいついていきたい。

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