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【7月29日まで無料モニター募集】コーチングセッションの風景

2024年2月からMindset Coaching Academyでコーチングを学び始め、学習も佳境に入ってきました。

このnoteでは

  • 「興味はあるけど、コーチングってどんなものなの?」という方

  • モニターセッションにお申し込みいただいた方

に向けて、セッション中の心象風景を描きながらコーチングで使われる言葉や概念についてお伝えします。カウンセリングとも壁打ちとも違う、パワフルなコーチングの風景を感じていただけるとうれしいです。

停滞感のある日常を揺さぶり、子どものように無邪気に生きる人生を一緒に取り戻しに行きましょう。

2024年7月現在モニターになってくださる方を募集しています。

本文「コーチングの風景」は申し込み時に読了されていなくても問題ありませんが、セッション前までには読んでいただけると心の準備ができると思います。

「今の自分にはコーチングが必要そうだ」と感じられた方は下記フォームから、応募条件をご確認の上モニターセッションにお申し込みください。

「今の環境」の風景

あなたは何年もある部屋の中にいます。
薄暗くて、暖かくて、とても心地良い。

このように慣れ親しんだ緊張せずにいられる範囲のことを【コンフォートゾーン】と言います。無意識に快適さを感じることから、人はコンフォートゾーンを維持しようと、限られた範囲の中で考えたり行動したりしようとします。

また、勝手知ったる環境では高いパフォーマンスが発揮されるため、最大の成果が出るのはコンフォートゾーンの中。しかし、同じコンフォートゾーンに居続けることが成長、マインドの広がりを抑圧することにも繋がります。

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コーチングセッションでは今よりも圧倒的に自分らしく大きな責任を引き受けるあなたを実現するために、脳の仕組みを利用しながらコンフォートゾーンの外側にぐいぐいと押し出します。

コンフォートゾーンの外に出ようとすると身体的・肉体的緊張が高まり、元に戻ろうとする強い力が働きますが(スポーツのアウェー戦が難しいのはコンフォートゾーンの外側にいるからです)、その時に共に戦う仲間となるのがコーチです。

いつも通りソファに腰掛けてコーヒーを飲んでいたあなたですが、そろそろこの部屋にも飽きてきたのか、外が気になってソワソワしている様子。これが今あなたが置かれている状況です。

「今の自分」の風景

ではソファに腰掛けている自分の姿に視線を移しましょう。

足元を見下ろすと、鎖が何重にも繋がれているようです。この鎖は【セルフトーク】という自分自身に語りかける言葉によってできています。

人間は無意識下で1日3-5万回のセルフトークを行い、自己イメージを形成しています。そしてセルフトークの多くが他者の言葉を取り込んでできた、ネガティブなものです。

例えば親からの「あなたは勉強ができない」という言葉。その言葉がセルフトークとなり、頭の中で何百万回も繰り返されて映像化され、「勉強ができない私」という自己イメージが出来上がる。

すると本来は好きになれるはずだったものに「私は勉強ができない」というフィルターがかかり、学びの機会を失ったり回避することに繋がります。こうやって人は元々持っている能力に関係なく、セルフトークで自分を縛り、限界を決めています。

あなたにも心当たりはありませんか?

このようなセルフトークが多く強いほど足元の鎖は短くなり、動ける範囲が狭くなります。自分を縛るセルフトークを変え、自己イメージを変え、動ける限界値を変えることが挑戦のための心の下地を作ります。

「現状の外側のゴール」の風景

それでは視点を部屋全体に戻しましょう。

外の世界に興味が湧き、心の下地ができたあなたにとって最も重要なアイテムが【現状の外側のゴール設定】です。ちなみにこの場合の現状はコンフォートゾーンはもちろん、「このまま頑張れば辿り着く未来」までも含みます。毎日あと1時間追加で頑張れば、もう少し計画して取り組めば達成する未来は現状の延長線でしかないからです。

現状の外側のゴール設定ができると、ただの壁だと思っていた場所に突如扉が現れました。

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人間の脳はより臨場感(あたかもその場にいるような気がする状態)の高い方へギャップを埋めようと働きかけます。

例えば課長から部長に昇進した際、課長の気持ちのままで仕事をしようとする人は少ないのではないでしょうか。立ち振る舞いが分からずとも部長としての自覚を持ち、これまで見てきた部長像に合わせて行動を変えるはずです。

これと同様に、現状よりゴール世界の臨場感の方が高ければ、そのギャップ埋めようと思考も行動も大きく変わっていくのです。

そう、今あなたがいつもの場所にいるのは、現状の臨場感が高いから。あなたは自分自身でコンフォートゾーンの中にいることを選択しています。

逆に今よりもずっと大きな責任を引き受けて活躍するあなたを、ありありとイメージできるようなゴール設定ができれば、脳がそのギャップを埋めるために心や行動にパワフルに働きかけ、大きな変化をもたらします。

ただ大半の人にとって1人でゴール設定することは困難であり、だからこそコーチの存在意義があります。コーチはセッションを通してあなたが現状の外側のゴールをつくるためのお手伝いをします。

見えていないだけで、実は外に出るための扉は100個も200個も存在します。ここにあなたの無限の可能性があると思ってください。

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現状の外側のゴール設定に関わるのは【職業機能の定義】【want to】

職業機能の定義ではあなたが社会に対して価値提供している機能、つまり「何屋であるか?」を定義します。

多くの人は組織での肩書きや、部署の役割を自分の職業機能だと考えます。マーケティング部だからマーケター、システムを作る仕事をしているからエンジニア、というように。ただ、本当にあなたが価値提供しているのはその職業名でしょうか。

ある人はエンジニアでありながら、チームメンバーと連携し、より良いエンジニアの組織づくりに多くの時間を使い、職場に貢献しているかもしれません。果たしてその人の職業機能はエンジニアであると言い切れるでしょうか。

このように人は考えていることと実際の行動にギャップがある場合があります。コーチは改めてあなたの職業機能を特定した上で、今からは考えられないような、大きな責任を持って活躍するあなたをありありをイメージできるゴール設定を行います。

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そして職業機能から導き出された現状の外側のゴールは自然とあなたの【want to】(人生を通底する心の底からやりたいこと)に紐付きます。

最後に「ただやりたいだけ」で行動したのはいつでしたか?
時が過ぎるのを忘れて目覚まし時計を分解したり、綺麗な石ころを集めたり、宿題を放り出して新しいゲームを生み出したあなたはいつ見えなくなってしまったのでしょう?

禁止されてもやってしまったこと、これまでの人生で度々エピソードとして現れる行動はあなたが圧倒的にパフォーマンスが出せることです。様々なしがらみを感じず、純粋に自分のやりたいことだけをやり続ける。それが仕事になったあなたは、毎朝どんな気持ちで仕事をスタートしているでしょうか。

「もうゴールしか見えない」風景

ゴール設定によって現れた扉に【RAS(ラス)】という脳の仕組みが働くと、突如扉が開き、外から入ってくる強い光があなたのところまで道のようにつながります。

このRASは
①今の自分が重要だと評価したもの
②自分に脅威をもたらすもの

の2つに対して発動します。

ここでまた例え話を少し。

あなたは昨日、詐欺に遭って貯金を全て失ってしまいました。
しかも今日、勤めている会社が倒産してしまいました。
その時頭の中にどんな思考が生まれますか?

・・・

おそらく大半の方が「明日からどうやって稼いでいこう」と考えるのではないでしょうか。生命維持の危険を感じ、金融機関やビジネスの情報が一気に目に飛び込んでくるようになります。この必要なものしか見えない状態にする、情報処理のシステムがRASです。

また、逆に見えなくなるものも出てきます。先ほどの状況であれば、旅行やグルメの情報は「選択肢として存在するが、脳が認識していない」心理的盲点になるはずです。この心理的盲点のことを【スコトーマ】と言います。

これは脅威にRASが発火した例ですが、コーチングセッションではRASと現状の外側のゴールを組み合わせ、脳の仕組みを意図的に利用します。一番大事なのは「自分が重要だと思っている」こと。

私は専業主婦のころ自分の名前で稼げるようになりたいという思いから「独立」にRASが発火しました。パソコンも操作できない、個人事業主なんて経験がないのに、です。

独立の重要度が自分の中で急激に上がり、ビジネスやフリーランスとして生きるための情報がどんどん目に飛び込んでくるようになりました。

その後3ヶ月で継続のお仕事を受注し、気づけば開業届を出していました。周りからは経緯から「シンデレラストーリーだ」と言われることもありましたが、現状の外側の自分にとって独立は当たり前だったのです。課題をクリアする方法は後からついてくる感覚がありました。

現れた道をヒントにがむしゃらに扉に向かい、後から振り返ると行動が積み上がっていた…というのがコーチングのゴール達成の風景です。

「試練を突破する」風景

しかし扉への道半ばで試練が訪れます。

コンフォートゾーンに戻ろうとする力はとんでもなく強く、1人で外に出られる人はそう多くありません。ゴールを設定しても、RASが発火しても、あなたが足を動かさないことには外に出られません。

その時に足を踏み出す原動力となるのが【エフィカシー】です。

エフィカシーは日本語で自己効力感。経験がないことも「私ならできる」と自分自身が評価するレベルのことです。根拠なく「できる気がする」と感じた場面を誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。あれがエフィカシーが高い状態です。

エフィカシーの高い人はジャンプ漫画の主人公のようなイメージがあります。ドラゴンボールの悟空や、ワンピースのルフィ。彼らは無謀に見える大きな挑戦も「自分ならできて当たり前だ」と心の底から信じています。

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どれだけ素晴らしいゴール設定ができても、エフィカシーが低い状態では現状の臨場感が高まり、いつまでも現実は動きません。

大半のエフィカシーの低さは過去の実績(失敗したトラウマなど)や他者の評価を取り入れた結果によるものです。

エフィカシーの低さを察知したコーチは、できない理由をできる理由に変換させ、ゴール世界を思い出す目印をつくり、ありとあらゆる手を使ってあなたが現状の外側に臨場感を持ち続けられるように働きかけます。

もちろん体験したことのない挑戦に恐怖を感じることもあるでしょう。でもコーチはあなたがゴール達成に挑む限り、絶対にあなたを諦めません。

「コーチ」と呼ぶと先生のように感じるかもしれませんが、コーチとあなたは戦友です。1人では足がすくんでしまうような挑戦を、共に乗り越える同盟関係にあります。

ゴールを達成したあなたは今とは別人です。扉の外側にいることが当たり前で、徐々に外側だと思っていた場所は居心地の良い「あの部屋」に姿を変えます。

そしてあなたはまたコーチと共に新しい現状の外側のゴール設定を行って次の挑戦に立ち向かい、より大きな成果と責任を手に入れていくのです。

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現状の外側のゴール設定とRASによって扉が開き、エフィカシーを原動力として体が動き、想像もできなかったゴールを達成し、新たなゴールを設定する。「コーチングで人生が変わる」にはここまでお話ししてきたようなステップがあり、この一連の流れをデザインすることこそがコーチの仕事です。

もちろんゴール達成は簡単なことではありません。私はそれでもゴール達成をしたいと願うあなたの一番の味方でありたいと思っています。さあ、一緒に冒険の旅に出ましょう。

モニターを募集しています

2024年7月現在、無料モニター体験をしてくださる方を募集しています。セッションでは下記の内容を取り扱います。実施方法等はフォームの説明欄をご確認ください。

  • 職業機能の定義

  • want toの特定

  • 仕事のゴール設定

参考:行武亜沙美のプロフィール
以下の内容に当てはまる方のお申し込みを心よりお待ちしています!

対象者
行武と初対面の方
◆同性の方(社会的性別が女性)
上記に当てはまらない方は同期のコーチをご紹介します

こんな方を歓迎します
◆チャレンジしたいことがある方
◆全力で遊ぶように働きたい方
◆自分の力はこんなものじゃないはずだ、と感じている方

こんなお仕事の方は特に相性が良さそうです
◆個人事業主
◆ローカルプレイヤー、地域おこし協力隊
◆3-4年目のWeb系フリーランス
◆販売員

こんな方はご遠慮ください
◆今の仕事に充分満足している方
◆自分で行動する気がない方
◆社会人歴3年以内の方
◆コーチングの効果を疑っている方
◆壁打ちや悩み相談をしたい方
◆何らかの理由で日常生活が不安定な方
◆コーチングを提供している方、または過去にしていた方


いただいたサポートは、うちの猫(2匹)のちゃおちゅーる献上資金としてありがたく使わせていただきます!