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職業体験記その①「セルビデオ屋さん」第一弾

こんばんは、如人です。

今回は、過去に働いていた「セルビデオ屋さん」についてお話ししようと思います。
第一弾です。今回は働くまでの物語。

【セルビデオ屋さんってなに?】

文字通りの意味で、レンタルではなく買うことの出来るお店です。
主な売り上げはアダルトビデオによるもので、18禁カーテンの外はちゃっちいDVD,CDなどが並んでいました。

現在ではセル、レンタルより動画サイトやダウンロードコンテンツが主流になりつつあるのかな~と思われます。その影響で、小さなセルビデオ店はここ十年くらいでかなり減りました。

【働こうとしたきっかけ】

その店舗にはV系CDコーナーがありまして。V盤好き高校生だった如人は通い詰めていました(笑)

大学入学も決まり、春休みからてきとーにバイトを始めようとぼんやり思いながら、学校の帰り道に今日も店に立ち寄ると「スタッフ急募」の看板が。
もう数日で高校卒業だったので、春休みまでまってまだ看板あったら面接お願いしようと決意しました。

数日たち、高校卒業。
店にはまだ「スタッフ募集」看板が。(どんだけ応募ないのよと思ったのは内緒)
その場で面接の申し込みをして、後日面接になった。

志望動機は書かなかった。魂で語ってやる!と意気込んでいたので。

【いざ面接へ!】

こんにちは~!あら店長さんめっちゃバンドマンや!(笑)

「とりあえず面接の準備するから、店内奥まで見てきてもらってもいい?」といわれ、カーテン内の聖地へ侵入。綺麗なお姉さんたちの裸体を堪能して戻ってきました。

「主に奥(アダルト)が主力商品なの分かってもらえたと思うけど、抵抗ない?大丈夫?女の子だし…」はい、まったく問題ないです。余裕っす、むしろ聖地でした…!

店のバックヤードで面接開始。そして聞かれる志望動機。
「私音楽というか…V系大好きなんです。V盤専用棚あるなんで素晴らしいほんと聖地!と、実は何度も通わせてもらっていました。」
「アダルトに抵抗はありませんが、知識は皆無です、でも綺麗なお姉さんは好きです。」

なかなか好印象だったらしく
続いて仕事内容の説明を受ける。

初めのうちは棚の清掃から始まり、ポップ書いたり品出ししたり、商品梱包、レジ対応等。後、アダルトグッズの管理とか。

接客やレジ経験はあります。売り場つくるのにも興味がありますし、楽しそうなのでやってみたいです!そう言うと

「俺としてはすぐにでも来てもらいたいと思ってる。だけど、系列店舗含めて女性を雇うのは初めてだから、一応社長に話しとおしてみるね。明日には連絡出来るしほぼ採用確定だから、連絡待っててね!ところで好きなアーティストは…」

って面接なのに楽しく好きなバンドの話して帰ってきた(笑)

【合否発表】

「如人さん、社長もOKくれたし、すぐにでも勤務してもらいたいんだけど、いつからシフト入れそう?」

如人滾る。

「ありがとうございます!明日は予定があるので明後日から出勤させていただきたいです!」

あの時の喜び忘れない。大学受かったことより嬉しかった

【ぶっちゃけた話】

女がレジ立ってたら正直買いにくいですよね、AV。
アダルトコーナーに衝立あっても私小さいから見えちゃうし(笑)

でも女性がレジにいることによって、女性も入ってもOKな雰囲気がでたのか女性客もいらっしゃるようになりました。

今回はセルビデオ屋さんで働くまでのことを書かせていただきました。
第二弾は実際の勤務について書きたいと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう♪

ゆきと。

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